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中野隆尺八・コンサート

筝/山路みほ

2023年6月9日(金)19:30〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円


 過去の演奏のご紹介

古典本曲/鹿の遠音 中野隆BF(2019年)
(mp3ファイル 6.86MB 7分29秒)

プログラム


第1部
調子     普大寺作曲
瀧落     伊豆瀧源寺作曲
竹籟五章   諸井誠作曲

第2部
泉        宮城道雄 千鳥の曲     吉沢検校
八千代獅子    本来は尺八の曲を箏、三絃に編曲





プロフィール

中野隆
(なかの たかし)尺八

 2021年秋の叙勲で旭日双光章を受章しました。多くの方の代表として受章したと思っています。これからも、国、県、市、地域社会に貢献していきたいと思っています。
 鳥取大学工学部卒業。1970年から尺八を始める。上田流を田中薫堂、谷泉山の各氏に師事する。琴古流を古屋輝夫氏に師事する。古典から現代曲まで演奏しています。古典は主に虚無僧の吹いていた曲(海童道祖、横山勝也の流れの古典本曲)を演奏、研究しています。地元の民謡を絶やさないために公民館で尺八教室を始めました。みなが上手になってくれているのが楽しみです。

山路みほ
(やまじ みほ)筝

 東京藝術大学音楽学部卒業。長谷検校記念第5回全国邦楽コンクール全部門総合第1位をはじめ、数々のコンクールにて優勝。全国ツアー、オーストラリアツアー、ヨーロッパツアーなど国内外にて数多くコンサートを行う。モスクワ音楽院より招聘されリサイタル開催。またロシア国営放送にも出演。邦楽の古典や現代曲はもちろん、洋楽器やオーケストラ、各国の伝統楽器との共演、落語やお芝居・ミュージカルなどとの共演など、邦楽の枠を超えた幅広い活動を繰り広げている。岡山芸術文化賞準グランプリ受賞、倉敷市文化連盟奨励賞受賞、福武文化奨励賞受賞。2013年度文化庁文化交流使。現在、東京藝術大学同声会、森の会会員。岡山大学非常勤講師。

ご案内

 「首振り三年ころ八年」(尺八を吹く時、首を振って音の調整が可能になるのに3年、さらに細かい指の動きによってころころというよい音が出るようになるのに8年かかるということ)と言われるが、中野氏は若い時から横山勝也の国際尺八研修館で研鑽を積み、今は「古屋輝夫氏」に師事しておられます。いまでは超絶奏法を自在にあやつり、感情の起伏や、音楽の微妙なニュアンスを表現されます。また、長年続いている筝の山路みほ氏とのアンサンブルは、華やかで、邦楽の素晴らしさを堪能していただけます。どうぞお楽しみください。