倉吉 アザレアのまち音楽祭
須々木竜紀チェロ・コンサート

Piano 重利 和徳
2014年5月17日(土)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円


 過去の演奏のご紹介
チェロ 須々木竜紀 (第31回アザレアのまち音楽祭2013コンサートより)
♪ ノクターン(チャイコフスキー) (wmaファイル 1.4MB 3分程度)


第一部

@ オンブラ・マイ・フ  ヘンデル作曲
A 「風の谷のナウシカ」より5つのメロディー  久石譲作曲
    風の伝説
    はるかな地へ
    レクイエム
    遠い日々
    谷への道
B アダージョとアレグロ  シューマン作曲


第二部

チェロ・ソナタ第2番ヘ長調作品99 ブラームス作曲
   第1楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ
   第2楽章 アダージョ・アフェットゥオーソ
   第3楽章 アレグロ・パッショナート
   第4楽章 アレグロ・モルト


プロフィール

須々木竜紀

(すすき たつのり)Cello
 アマチュアのチェロ弾きとして独自の活動を模索しながら、近畿・中四国各地で演奏活動に勤しんできた。現在は、新倉健氏(作曲家・鳥取大学教授)への委嘱作「音の絵本」シリーズ公演に情熱を傾けており、さなめホール(米子市)、鳥取盲学校、瀬戸内国際芸術祭などで繰り返し取り上げられている。平成26年5月には、鳥の劇場(鳥取市)で最新作「音の絵本[セロ弾きのゴーシュ」を演劇仕立てで公演する予定である。チェロをN.ナガノ、L.カンタ、室内楽を深山尚久の各氏に師事。ミンクス室内オーケストラ団員。

重利 和徳

(しげとし かずのり)Piano
 岡山県立岡山城東高校、東京藝術大学音楽学部器楽科、くらしき作陽大学音楽学部音楽学科モスクワ音楽院特別演奏コース卒業。くらしき作陽大学音楽専攻科ピアノ専攻修了。ピアノを筒井恵子、日高七重、笠間春子、アンドレイ・ピサレフ、ウラディミール・オフチニコフ、山崎孝の各氏に師事。第26回山陽学生音楽コンクール高校の部第1位、第46回全日本学生音楽コンクール大阪大会第1位、第76回読売新人演奏会出演。フッペル平和祈念第13回鳥栖ピアノコンクールにてフッペルグランプリ及びコンチェルト大賞受賞。くらしき作陽大学創立40周年記念演奏会で、オーケストラ・アンサンブル金沢とベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」、出雲フィルハーモニーアカデミーオーケストラとグリーグのピアノ協奏曲、福岡室内合奏団とベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番、倉敷管弦楽団とサン=サーンスのピアノ協奏曲第5番「エジプト風」を演奏。第9回上代記念音楽コンクールにて、最優秀指導者賞を受賞。
 WIENER MUSIKSEMINAR(International Master Classes 2013)で、Johannes Kropfitsch師に師事。現在、作陽音楽短期大学助教、山陽女子高校非常勤講師。


ご案内

 昨年、オープニング・コンサートのアンコールで、オーケストラをバックに見事なソロを聴かせたチェリストがいましたが、それがアザレア室内オーケストラ・メンバーの須々木氏だったのです。よく考えてみるとオーケストラ・メンバーには、ソリストぞろいであり、アザレアのまち音楽祭にも幾人か登場しています。灯台下暗しで遅きにしした感はありますが、今回のソリストとしての登場は、大いに期待するものです。須々木氏の力量のほどは、国民文化祭で公演したオペラ「ポラーノの広場」の冒頭で、チェロのソロで喝采を浴びた時から私の脳裏に焼きついていました。そのしなやかな歌いっぷりは、聴く者の心を操り和ませてくれます。
 今回は、どなたでもよくご存じの曲を第1部に配し、2部ではブラームスのチェロ・ソナタをたっぷりと楽しませていただけるプログラムになっています。ピアノには盟友の重利氏を迎え、アンサンブルの妙味を堪能していただけるものと期待しています。