松本幸恵クラリネット・コンサート

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プレゼンター:尾崎内科医院

2006年6月6日(火)
会場:倉吉交流プラザ視聴覚ホール
午後7:30  700円

「音楽の旅〜クラリネットで世界を巡る〜」
ピアノ/仲地朋子

プログラム
第一部
@イントロダクションとロンド/シャルル・マリーヴィドール作曲
Aハンガリアン・ダンスop.40/レオ・ヴェイネル作曲
B蘇州夜曲/服部良一作曲・島津秀雄編曲
Cみかんの花咲く丘/海沼実作曲・島津秀雄編曲
D荒城の月/滝廉太郎作曲・島津秀雄編曲

第二部
Eグランド・デュオ・コンチェルト/カール・マリア・フォン・ウェバー作曲
第一楽章 アレグロ・コン・フォーコ
 第二楽章 アンダンテ・コン・モート
 第三楽章 ロンド

【プロフィール】
松本幸恵(まつもと さちえ)
 大山町(旧中山町)在住。クラリネットを田中正敏、横川晴児、生島繁、松本健司、A・LEROYの各氏に師事。バスクラリネットをA.LEROYに師事。国立音楽大学卒業。2004年フランス・パリ19区立ジャックイベール音楽院クラリネット科をプルミエ・プリ、バスクラリネット科をプルミエ・プリ並びに審査員特別賞で卒業。フランス音楽課程修了証書(DEM)取得。国立音楽大学在学中、学内オーディション合格者のためのソロ・室内楽定期演奏会に出演。2003年ヨーロッパ音楽演奏コンクール・ムーラン第二位。2005年、山陰の名手たちコンサートに出演。現在、鳥取県を拠点として精力的に演奏活動、後進の指導を行っている。


【ご紹介】
 松本幸恵さんの演奏に出会ったのは、鳥取県管弦打楽器オーディションでした。確かなテクニックで音楽をバリバリとドライブしながら疾走していく姿に、今どきの若者が持っている清涼感を感じて好印象を持ったのを思い出します。その後、米子市文化ホール・イベントホールで開催されたリサイタルを聴きましたが、やはりその時も、「音楽を疾走する」という表現が当てはまる演奏振りで、聴衆をぐいぐいと引っ張っていたのです。めったに聴くチャンスの無いバス・クラリネットの演奏まで披露しましたが、本格的な勉強をしていたと言うだけあってクラリネット音楽の、楽しみの幅を広げてくれたのです。昨年は、カウベルホールで開催された「山陰の名手たちコンサート」に選抜され、県内でのソリストとしてのスタンスが得られたようです。
 クラリネットは、ピアノについで最も愛好者の多い楽器であり、ソリストとしての競争が激しい世界でもあります。県内にも優れたクラリネット奏者が存在しますが、ソリストとして自立するには難しいものがあります。音大で学んだ方はごまんといますが、トゥティ奏者(合奏)がその大半のようです。音楽の演奏は、どんなキャリアよりも、その時その時の演奏がすべてであり、真剣勝負でもあります。新しい音楽家の「アザレアのまち音楽祭」デビューを、多くの皆様から声援していただきたいと思います。