倉吉 アザレアのまち音楽祭
アザレアのまち音楽祭2018 アンケート・コメント

回収されたアンケート用紙に、コメントされていたものをご紹介します。
 満足度は、回収されたアンケートによって集計したものです。

 バラ旬間(7)
2018年6月02日(土) 19:30〜 倉吉交流プラザ    【トレジェネ 野津美和子(ソプラノ)・森田麗子(アルト)・川西悠紀(テノール)・三浦芳男(ピアノ)コンサート】
2018年6月03日(日) 14:00〜 倉吉交流プラザ    【渡邉寛智バス・コンサート】
2018年6月05日(火) 19:30〜 倉吉交流プラザ    【重利和徳ピアノ・コンサート】
2018年6月06日(水) 19:30〜 倉吉交流プラザ    【西岡千秋バリトン・コンサート】
2018年6月07日(木) 19:30〜 倉吉交流プラザ    【中野隆尺八コンサート】
2018年6月09日(土) 19:30〜 倉吉博物館玄関ホール 【アザレア弦楽四重奏団コンサート】
2018年6月10日(日) 14:00〜 倉吉交流プラザ    【寺内智子ソプラノ・コンサート】



2018年6月10日(日) 14:00〜 倉吉交流プラザ
【寺内智子ソプラノ・コンサート】
□満足度    大変満足69%  A満足31%

アンケートコメント

〇完成された声と言いますかさすがプロ、素晴らしい。聴き入ってしまいました。誠実さと美しさと心地良さが好きですねえ。わかり易く説明されて良かったです。二部は、本当に楽しい歌と意外性に圧巻!!オペラは本格的で迫力があり、酔いしれました。坊やの出演があり、思わず涙も出てしまい、大変感激しました。ありがとうございました。エネルギーすごいです。倉吉市/70歳以上/女性
○素敵で楽しいコンサートでした。トークも楽しかったです。有難うございました。歌詞カードがあったのが、とても良かったです。より理解できました。蝶々夫人が素晴らしかった。思わず泣いてしまいました。倉吉市/60歳代/女性
○寺内さんの歌唱力も素晴らしいですが、トークもユーモアがあり又「ホフマン物語」の人形の動作も良かった。振袖、子供の演出も楽しかったです。「ある晴れた日に」は、とても良かったです。倉吉市/70歳以上/女性
○幅広いジャンルの歌を楽しく聴かせて頂き、とても満足です。
【ディレクターの回答】
 今年のコンサートは、様々な演出がなされ、聴衆を沸かせました。一部のシューマンとリストの歌曲は、端正に歌われ、その力量を見せてくれました。それに対して二部は、楽しい歌と圧倒されるオペラに酔いしれました。オランピアのアリアは、会場入り口から登場し、客席での歌唱に始まる人形の仕草、ぜんまいを巻きなおして歌唱を続けるさまなど、大いに笑わせました。その後は、蝶々夫人の「ある晴れた日に」が憧れを持って歌われると聴衆は大満足でした。そして、ピンカートンに裏切られ、死を覚悟し「恥を忍んで永らえるよりも、操を守って死ぬ」と正に死のうとした瞬間、子供が駆け寄る演出が、聴衆の涙を大いに誘いました。会場外よりドアを開けて駆け寄った子供は、実は寺内さん自身の息子さんであり、その迫真の演技がオペラチック・ドラマの感動を呼び起こし、感涙の渦を巻き起こしました。素晴らしいコンサートでした。
2018年6月09日(土) 19:30〜 倉吉博物館玄関ホール
【アザレア弦楽四重奏団・コンサート】
□満足度    大変満足50%  A満足50%

アンケートコメント

〇朝ドラの音楽を四重奏で初めて聴きました。とても素晴らしく、改めて四重奏の良さを感じました。これからも是非加えてください。倉吉市/女性
○朝ドラテーマ、編曲がとても良かったです。倉吉市/70歳以上
○大変素晴らしかったです。朝ドラはほとんど見てないけど、それでも知っている曲が多くて楽しめました。あまちゃんの曲は、テレビでもよく聞く機会があったけどオリジナルより、こちらの方が好きです。倉吉市/40歳代/女性
○素晴らしい演奏を間近に視聴させて頂き、本当に感激致しました。ドビュッシーの最初のヴァイオリンの音に心がほぐれ、ベートーヴェンの各曲は一曲ごとに特徴があり、4人の方の気持ちが一つになっていて感銘を受けました。28回もおいでになっているのに、初めて聴かせていただき、豊かで重厚なひとときを過ごさせて頂きました。二部はリラックスして、場面を思い出しながら充分に楽しめ幸せでした。ありがとうございました。スポンサー様もありがとうございました。倉吉市/70歳以上/女性
○ベートーヴェンの第二楽章の途中で、耳がついていけてなくてアンサンブルが聴こえてなかったけど、それから以降は4本の弦の響きが重なった、ときに厚くときに優しい曲の流れが楽しめました。第二部6曲目のヴァイオリンのきざみがかっこいい!!今年は全体にアンサンブルが明るめに感じました。選曲によるところも大きいのでしょうが、ヴァイオリンの引きによるところ○大の感じです。湯梨浜町/50歳代/男性
○ベートーヴェンも良かったが、連ドラのテーマ曲10曲は、どれも素晴らしい編曲で演奏も高いレベルだと感じた。「松たか子」「桑田佳祐」「ミスチル」「宇多田ヒカル」「AKB48」「いきものがかり」「竹内まりあ」「絢香」はすべて今のポップス等々リードする存在で、これをそれぞれの味を出して四重奏に編曲するのは難しいと思った。但し、その中で宇多田の「とと姉ちゃん」と絢香の「にじいろ」は弦楽カルテットに編曲にも原曲の魅力をそのまま感じる事ができた。ありがとうございました。(福庭自治公民館長)倉吉市/60歳代/男性
【ディレクターの回答】
 先回の鳥取県中部地震で被害のあった倉吉博物館で、二年ぶりのコンサートとなりました。会場となる倉吉博物館の玄関ホールは、展示ホールとつながっていた空間を、強度を増すために完全に壁で仕切ってしまい、四角い箱状態になりました。その為、以前よりも反響が大きく、お風呂場状態になってしまいました。良く響く会場での弦楽四重奏は、巨大なオーケストラのように響きの力を増し、壮大なシンフォニーのように感じさせます。一部で演奏した、ベートーベンの弦楽四重奏曲5番は、いかにもベートーヴェンらしい勢いと巨大な音の造形を作っていました。二部の小品集は、あまりにも短い編曲であり、音楽を楽しむゆとりが無いように感じました。まるで、サンプルCDを聴いている感じであり、アザレアのまち音楽祭には適当でないように思いました。やはり、弦楽四重奏曲のオリジナルをしっかり演奏して頂き、じっくりと聞きたいものだと思いました。
2018年6月07日(木) 19:30〜 倉吉交流プラザ
【中野隆 尺八・コンサート】

アンケートコメント

○楽器は好きですが、特に日本の楽器は特別な味わいがあります。若いころから民踊に親しみ、安らぎの糧としていますが、尺八は特別好きです。今日は、改めて尺八の奥深さを感じました。また尺八の音域の広さに聞き惚れました。奏者の精進を感じました。本日は「心洗われるような」一時をありがとうございました。倉吉市/70歳以上/男性
○生まれて初めて、生で尺八の音色を聴かせていただきました。又。琴の音が素晴らしく、二つの楽器のハーモニーが素敵でした。いつまでも心に残る、今夜のこの音楽会に来て最高です。素晴らしい夜をありがとうございました。倉吉市/女性
○尺八の音は、大いなる自然に抱かれているようで、心の芯がうっとりします。私もフルートを始めました。音が、音楽として踊れるよう頑張ります。湯梨浜町/60歳代/女性
○邦楽に関心が有るので、琴、尺八等和楽器のコンサートがあれば、参加したい。中野隆さんの演奏は、本当に良い。倉吉市/60歳代/男性
○毎年拝聴させていただきますが、年ごとに素晴らしく精進されていくのが良く分かります。琴の音も素晴らしく、心にしみてきます。本当によく息が合わせておられ、幸せなひと時でした。来てよかったと思います。ありがとうございました。倉吉市/70歳以上女性
○楽器の説明等、新しい発見があり、うれしいです。一部、心に響く演奏で、自分を顧みて人生努力不足?カナと思ったりしました。尺八も普段とは異世界の音色に感動です。倉吉市/70歳以上/女性
○(判読不明)本当に心の安らぐ音楽を楽しませていただき、又明日から頑張ります。倉吉市/70歳以上/女性
【ディレクターの回答】
 一年ぶりのコンサートは、待望のものでした。プログラミングの設定にいささか違和感がありましたが、聴衆の皆様は待ちに待った尺八であり、それぞれにお楽しみいただけたと思いました。ねがわくば、尺八の古曲を一部とし、中野氏の真骨頂を見せたうえでの筝とのアンサンブルをされた方が良かったのではと思いました。一部のアンサンブルに比して二部の独奏曲の出来はとても良かったと思います。どう見ても、アンサンブルは練習不足と言うより、楽曲の未消化が感じられました。せっかくの筝とのアンサンブルがもったいないと感じました。
2018年6月06日(水) 19:30〜 倉吉交流プラザ
【西岡千秋 バリトン・コンサート】
□満足度    大変満足89%  A満足11%

アンケートコメント

〇西岡先生かっこよかったです? まえたみおん 琴浦町/小学生/女子
○私もよく歌った曲で、楽しく聴かせて頂きました。男性が歌ったのは初めてだったか又変わった味でした。鳥取市/70歳以上/女性
○出船、平城山の2曲、素晴らしかったです。ボリュームを半分に絞った「出船」「平城山」を聴いてみたいなと思いました。鳥取市/70歳以上/女性
○西岡先生、瀬川さん、今年も素敵なコンサートを有難うございます。この日を楽しみに、楽しみにしていました。毎年、自分へのご褒美タイムです。ベリーニは研究室でのレッスンを思い出しながら、懐かしく聴かせて頂きました。あっという間にタイムスリップしました。先生の歌はいつも五感全身で味わえ、楽しめます。聴く度、聴く度、先生に出逢え、ご指導を受けられた(受けることが出来た)幸せをかみしめています。嬉しくて、嬉しくて心が震えます。瀬川さんのピアノの音色、表情、背中の息づかいが大好きです。今年は今までよりも、背中が見える位置で楽しませて頂きました。(^O^)きっと明日は一日ベリー二を歌っていると思います。毎年先生のコンサートの翌日は熱唱しています(笑)。幸せな時間をどうも有難うございました。先生の人生、愛がいっぱい詰まった歌‥大好きです!“今”の先生そのままが歌でした。倉吉市/50歳代/女性
【ディレクターの回答】
 今年のコンサートは、何とも華やかなものになりました。昨年の夏開催された西岡千秋写真展の作品が、20点余り選抜され、会場ロビーに飾られました。その作品群の凄い事と言ったら、まさにプロの技です。出来る人は何等をやっても『光る」な、と感じ入りました。西岡氏の歌唱は、若いころより張りのある、そして艶やかで色気を感じさせるものでしたが、還暦を過ぎたと言えど、その色香は健在のようです。
2018年6月05日(火) 19:30〜 倉吉交流プラザ
【重利和徳 ピアノコンサート】
□満足度    大変満足69%  A 満足31%

アンケートコメント

〇素晴らしく感動しました。来年も是非楽しみにしています。北栄町/50歳代/女性
○今日はこんなチャンスはめったに無いと思って来ました。スケルツォ第四曲は、けっこう骨太です。楽しみです。出だしは粒立ちのよい乾いた音たちの演奏で、あれっ?と思いましたが、3曲目あたりからは少し重い響きも重なり、ウエットな感じもあって楽しめました。後半も楽しみです。聴衆をおいといて、没入するプレイヤーの姿を見せることで聴かせるスタイルが、今日は成功していたと思います。特にラストの2番は引き込まれ、引き込まわれて、熱くなりました。気持ちのこもったドビュシーは素敵でした。椅子のきしみが残念…湯梨浜町/50歳代/男性
○たいへん素晴らしいピアノでした。ただ、途中椅子のきしきし音が気になって…倉吉市/40歳代/女性
【ディレクターの回答】
 ピアノ椅子の軋み音は、滅多に出ないのですが、今回大柄の男性でしたので、軋みが出てしまったようです。倉吉交流プラザ視聴覚ホールに設置されている椅子は4脚ありますが、本番で使用したものが一番新しくて軋みの出ないと想定されていたものです。次回のアザレアのまち音楽祭では、ソリスト用のベンチ椅子を何とか用意をしたいと思っています。
○ショパンの曲がたくさん聴けて良かったです。今回初めてですが大満足です。でも、曲と曲の間に少し説明があれば、もっと分りやすかったと思います。来年を楽しみにしています。ソロ演奏会を倉吉でやってほしいと思います。倉吉市/60歳代/女性
○ショパンの曲、とても素晴らしかったです。倉吉には挑戦しに来ると、おっしゃっていましたが、大歓迎です!!圧倒されました。アンコール2曲も別の味わいがあり、楽しめました。いろんな引き出しをもっておられる重利さんのピアノ、来年もまた是非聴きたいです!!衣装も素敵でしたよ!鳥取市/60歳代/女性
○昨年の帰りに、来年もとお願いしました。この素晴らしいプログラムで実現して下さり、幸せです。力強く、やわらかい演奏にうっとり。来年もぜひ是非お願いします。お待ちしています。北栄町/70歳以上/男性
○今年もお会い出来てしあわせいっぱい。力強い演奏にただうっとり。来年も是非聴かせて下さい。待っています。今晩はほんとうにありがとうございました。北栄町/70歳以上/女性
○まいりました!こんなプログラム、初めてです。重利さんの“戦い”に付き合わせて頂いた事を幸せに思います。あまり演奏されることのない、スケルツォの4番は思い入れがある曲だったので、聴くことが出来て幸せでした。ぜひ未来中心の大ホールで聴きたいです。倉吉市/60歳代/女性
○来年も聴きたい。琴浦町/60歳代/女性
【ディレクターの回答】
 今回のコンサートは、大変珍しい4曲連続して演奏されました。 まるで、一曲の様に続けて演奏されたのにはわけがあります。一曲目の最後の音と、次の曲の最初の音が同じであると言う選曲になっていました。そんな訳で、次々に続く曲の切れ目が、スムースに聞こえた訳です。それにしても、凄い力量のピアニストだと改めて感じ入りました。
2018年6月03日(日) 14:00〜 倉吉交流プラザ
【渡邉寛智バス・コンサート】
□満足度    大変満足88%  A満足12%

アンケートコメント

〇久々にすばらしい声が聴けて良かったです。ありがとうございました。不明/70歳以上/女性
○久し振りの渡邉さんのコンサートで嬉しいです。とても良かった。アザレア以外でもソロコンサート(吉田さんのように)があれば、良いのですが・・。期待しています。是非中山晋平さんのコンサートをお願いします。「平城山」最高でした。倉吉市/60歳代/女性
○素晴らしかったです。ありがとうございました。倉吉市/60歳代/女性
○渡邉さんのお歌はもちろん、ピアノがとても素敵でした。県内/30歳代/女性
○日本の歌があると嬉しいですね。倉吉市/70歳以上/女性
○久々のバス、良かったです。たびたび聴きたいです。倉吉市/60歳代/女性
○大変良かったです。来年も聴きたいです。琴浦町/60歳代/女性
○低音の魅力を堪能しました。これからも、日本の歌曲をたくさん聴かせて下さい。外国のオペラより日本の歌が好きですので。琴浦町/70歳以上/男性
○ラフマニノフの歌曲を初めて聴きましたが、ぐっとくるものがありました。歌心と素晴らしいピアノ、非常に満足しました。米子市/50歳代/女性
【ディレクターの回答】
 オペラのバスの役どころとしては、老人・悪役・重厚な貴人と言ったところで、テノールのような華々しい主役は皆無と言っていいでしょう。『ボリス・ゴドゥノフ』や『イワン雷帝』『ファウスト』『ドン・キホーテ』『イーゴリ公』など、バスが主人公を演じるものはありますが、日本では滅多に上演されません。そんな訳で、脇役が多くなるのですが、しかしオペラでは重要なキーパーソンになる役がほとんどであり、オペラの美味しい役どころが多々あるものです。そんな意味でも、バスのアリア曲は名曲ぞろいで、聴き応えのあるものです。今後のコンサートでは、オペラアリアもたくさん聴きたいものです。しかし、今回ラフマニノフの歌曲を数曲聴きましたが、その魅力も捨てがたく、又、日本歌曲のバスの表現には、得も言えぬ魅力があります。渡邉寛智氏の低音には、フィジカルな官能性が潜んでおり、やみ難く癖になりそうな予感が宿っています。バスの魅力満載の渡邊寛智氏に、聴衆の皆さんからの讃辞が湧き上りました。
2018年6月02日(土) 19:30〜 倉吉交流プラザ
【トレジェネ 野津美和子(ソプラノ)・森田麗子(アルト)・川西悠紀(テノール)・三浦芳男(ピアノ)コンサート】
□満足度    大変満足 55%  A満足 45%

アンケートコメント

〇豪華絢爛、ゴージャスで贅沢なコンサートでした。ホールが狭すぎました。不明
○松江、西部(米子)で大好評だったとの情報、楽しみにしていました。期待通り素晴らしい。耳は勿論、ドレスも着物も含め眼で楽しめた。“死んだ男の残したものは”に感動、涙が出そうになった。民謡メドレーも良かった。来年のアザレアも是非!倉吉市/50歳代/女性
○視覚、聴覚から楽しめました。羽生君、静香さんのスケートの音楽もあり良かった。第二部C番(死んだ男の残したものは)、感動して涙が出そうでした。E番(民踊メドレー)、久しぶりに民謡、すばらしかった。また、トレジェネコンサートに出かけたいです。ありがとうございました。倉吉市/60歳代/女性
○昨年の山陰の名手のステージ以降、楽しみにして来ました。決して音響的に恵まれない小さなホールで、残響を残して、箱一杯に圧縮して広がる歌声に感動です!!歌声と分離しないpfのサポートもカッコイイです。休憩がもったいない…。荒城の月はおなかが震えました。そして※MY FAVORITE!“死んだ男の残したものは”が聴けたのは、嬉しかったです!!湯梨浜町/50歳代/男性 ※お気に入り
○大変良かったです。来年も聴きたいです。月例コンサートでもして欲しいです。倉吉市/60歳代/女性
○和やかな雰囲気ながら歌は素晴らしく、あっという間に終わってしまった感じでした。倉吉市/70歳以上/女性
○本日のトレジェネコンサートを楽しみにしていました。プログラムの中の第二部「民謡メドレー」は今年のニューイヤーコンサート(松江・プラバホール)でも歌われたものです。楽しみにしています。三名の方が一堂に会されるというのは、なかなかないと思い、今から気持ちがうきうきしています。さすがというコンサートで、第一部から「ブラボー」であった。野津さん、森田さん、川西さん、三様の個性をもって歌っておられ感銘しました。又、ピアノの三浦さんも素晴らしい弾き方で、素晴らしかったです。以上。倉吉市/60歳代/男性
【ディレクターの回答】
 なんとも贅沢なコンサートかと思いました。島根県を代表する歌い手とピアニストの競演は、音楽の楽しさを広く知らしめました。何と言っても野津美和子氏の「蝶々夫人」は絶品であり、胸を引き裂くような悲痛な願いを聴きました。森田麗子氏の「ドン・カルロ」のアリアには、圧倒されました。川西悠紀氏のテノールは、バリトンからテノールへの移行がまだ終わっていない発展途上だと感じました。まれに見る美声であり、豊かな声量が、聴く者を圧倒するのですが、テノールとしての声の伸びが仕上がっていません。今後が楽しみです。それにしても三浦芳男氏のピアノの雄弁さには、驚きを越えて感動ものです。作曲家でもある三浦氏の柔軟な感性が、聴衆の心を鷲づかみにしていました。日本民謡の歌曲化には、大きなハードルがあるものです。アレンジメントの基本である、様式変更の推敲を、今後もより深く掘り下げ、様式の簡素化が実現すれば、新しい日本の歌曲が誕生するかも知れません。大いに期待するものです。