【ディレクターの回答】
　小椋さんのホルンを毎回聞いていると、ホルンと言う楽器は、もしかしたら、簡単に演奏できるのではないかと思わせてしまう凄さがあります。又、年を追うごとに、充実してくる音楽づくりの深さが、私たちを魅了するのです。毎年、ホルンのコンサートが継続されている音楽祭は、アザレアのまち音楽祭のみでないかと思います。どうぞ、優しく柔らかなホルンの音色に癒されましょう。ところで、当初、今年のオープニング・コンサートでモーツァルトのホルン協奏曲を演奏して頂く予定でしたが、宮崎国際音楽祭とブッキングしており、今回はあきらめた経緯があります。次回以降のオープニングでコンチェルトを想定していますので、ご期待ください。

【ディレクターの回答】
　熟成と言うか、新田氏のピアノには、テクニックを越えた何ものかを感じるようになりました。今回のコンサートは親子による共演でしたが、流石にテクニックでは娘さんには負けていました。しかし、音楽づくりと言うか、自分の表現したい事を、聴衆が聴きたいと思うように聴かせるテクニックには一朝の長がありました。オーケストラとの協演は、近いうちに実現するでしょう。ご期待ください。

【ディレクターの回答】
　来年は、実現しますので楽しみにしてください。

【ディレクターの回答】
　携帯の呼び出し音には、困ったものです。久々のことで唖然としています。近年、コンサートマナーが良くなり、あえて注意の喚起は不要な時代になったのではと思っていましたが、まだまた先の事のようです。コンサート会場に入るときには、最初から電源を切る習慣が必要なようです。演奏中に出入りは禁止させていただいていますが、今回の件は、コンサートのマナーを全くご存知ない方でしたので、次回からは、問題ないと思います。主催者側のスタッフも万全を期したいと思います。

【ディレクターの回答】
　多くの皆さんが楽しんで下さったようです。とてもオーソドックスで、真摯な演奏だったと思います。アンケートコメントには、ドレスの事や人柄のことも褒めて頂きました。10年以上も前のことですが、私がディレクター・コメントとして「素晴らしい人柄から、醸し出される豊かな音楽性…云々」と評したことがあります。その時、キツイ、パンチをもらったことがあります。それは、「人柄で音楽が優れたものになるのなら、厳しい練習などせず、誰にでも愛される処世術を学べばよい!」と叱られたのです。芸術で豊かな感性を醸成できるかもしれないが、人柄で優れた芸術が生み出されることはない、と言う事だったのです。

【ディレクターの回答】
　中原さんが、初めてアザレアのまち音楽祭に登場したのが2015年からですから、今回で三度めとなります。その間、様々な音楽シーンに登場し、活躍を続けておられるようです。ところで、2018年公演予定のとりアートオペラでは「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテル役が決定しています。鳥取県での本格的なオペラ出演は初めてですが、その力量の程は素晴らしいものがあります。どうぞご期待ください。

【ディレクターの回答】
　椅子の配置につきましては、初めてのご指摘であり、気が付きませんでした。今後は千鳥座席に設定します。

【ディレクターの回答】
　松田千絵さんの歌は、「恩田千絵さん」時代より久しく聴いてきましたが、今回のコンサートの出来は、かつてないハイレベルだったと思います。一昨年の魔笛公演以来、その表現力に磨きがかかったようです。声の表情は、顔の表情と直結するものですが、その豊かさが著しく増したようです。素晴らしいことです。よわいを重ねることが、表現力を増すと言うことを、正に実証するものだと、しみじみと実感いたしました。素晴らしい。