]〔iksa〕辺見康孝Vn&松村多嘉代Hpコンサート


2020年6月20日(土)19:30〜 倉吉博物館玄関ホール 700円



 過去の演奏のご紹介

♪ タイス〜間奏曲/マスカーニ作曲 (wmaファイル 3.77MB 5分27秒)


第一部

2つのロマンティックな前奏曲                      トゥルニエ作曲
ヴァイオリンとハープのためのソナタ                   ドニゼッティ作曲
チェントーネ・ディ・ソナタ第1番                    パガニーニ作曲
ただ一つの水、ただ一つの炎、ただ一つの砂漠VI(2019)          木下正道作曲




第二部

ピアノソナタ第8番「悲愴」より第2楽章                 ベートーヴェン作曲
ルーマニア民俗舞曲                           バルトーク作曲
Quasso II(2019)                         ニーナ・シェンク作曲
ツィゴイネルワイゼン                          サラサーテ作曲






プロフィール

X[iksa]
(イクサ)

 辺見康孝(ヴァイオリン)と松村多嘉代(ハープ)によるデュオユニット。2006年10月にデュオとしての初共演以来、これまでにオーストラリア、南アフリカ共和国、カナダなどの海外公演を含め約500回の公演を行っている。オリジナル曲やオリジナルアレンジ、新作の委嘱などヴァイオリンとハープによるアンサンブルの可能性を追求する。2008年に『X[iksa]』、2010年に『Wa〜和』、2012年に『くるみ割り人形』、2016年に『Histoire de X[iksa]』などのCDアルバムをリリース。島根県観光PR 映像やテレビ番組の音楽も制作している。

   X[iksa]ホームページURLhttp://www.x-iksa.com/

辺見康孝
(へんみ やすたか)Violin

 これまでに日本をはじめヨーロッパ諸国、オーストラリア、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、南アフリカ共和国、韓国、香港で演奏活動を行っており、様々な国際音楽祭に招待されている。2001年より2年間はベルギーのアンサンブルChampdActionのヴァイオリニスト、帰国後はnext mushroom promotionや武生アンサンブルのヴァイオリニストとして精力的に演奏活動を行う。2012年には日本人としては初めてジョン・ケージの「フリーマン・エチュード」全32曲リサイタルを日本現代音楽協会主催で行い、話題となった。2018年には“へんみ弦楽四重奏団”のメンバーを固定し、2019年にリゲティの弦楽四重奏曲で全国ツアーを行った。スタンフォード大学(アメリカ)などでの現代奏法についてのレクチャーは好評で、作曲家の創作活動に刺激を与え続けている。2004年にMegadisc(ベルギー)からリリースされたソロCD、数々のX[iksa]アルバムの他、多数のCD録音に参加。
 辺見康孝ホームページURLhttps://sun.ap.teacup.com/yashemmi/

松村多嘉代
(まつむら たかよ)Harp

 

 大阪生まれ。相愛大学音楽学部ピアノ専攻卒業後にハープを始める。妹・松村衣里とのハープデュオ・ファルファーレ(イタリア語で蝶々)でフランス・アルル国際ハープフェスティバル、NHK FM「名曲リサイタル」をはじめ数多くのコンサートに出演。 2017年京都市交響楽団(指揮・下野竜也)とマレッキ作曲「2台のハープのためのコンチェルティーノ」を協演。オーケストラ奏者としても活動し京都フィルハーモニー室内合奏団イタリアツアー、京都市交響楽団ヨーロッパツアーに参加。2017年、武生アンサンブルのメンバーとしてヴェネツィア・ビエンナーレ、スロヴェニアでのコンサートに出演。 新作の委嘱初演などを積極的に行うほか自ら編曲も手掛け、ハープのための新たなレパートリーの開拓にも努めている。ファルファーレとX[iksa]で6枚のCDをリリースするほか多数の録音に参加している。

ハープデュオ・ファルファーレ ホームページURL https://gold.ap.teacup.com/farfalle/

ご案内

 すっかりアザレア音楽祭の顔になったX[iksa]は、人気アーティスト・ナンバーワンです。最近のコンサートでは、良く知られた他楽器のための作品をヴァイオリンとハープのアンサンブル曲に編曲し、聴衆を魅了してきましたが、今回もベートーヴェンのピアノソナタが用意されています。又、現代音楽の紹介も毎回のおたのしみでQuasso II(2019)等初めて聴く音楽が用意されています。ヴァイオリンの名手による、新しい音楽の世界への誘いは、願ったり叶ったりでうれしいかぎりです。常に、聴衆の心を揺さぶる豊かな感性の辺見氏ならではの、繊細な表現とダイナミックなヴァイオリンは、ハープに包み込まれ、至福の時を演出してくれます。どうぞお楽しみください。