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杉山清香クラリネット・コンサート

Piano/渡邊芳恵
2019年5月31日(金)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円



 過去の演奏のご紹介

♪ クラリネット・オンザ・タウン/ハーマン作曲 (wmaファイル 3.00MB 4分19秒)


第一部

@ クラリネットとピアノのためのヴァリエーションOp.33(C.M.ウェーバー)
A クラリネットとピアノのための幻想小曲集(シューマン)
 T、Zart unt mit Ausdruck
 U、Lebhaft leicht
 V、Rasch unt mit Feuer


第二部

@ セレナーデ(ハイドン)
A メヌエット(ベートーヴェン)
B インディゴ・ワルツ(川井郁子)
C 素顔のままで
D ヴィクトリアン・キッチンガーデン組曲より(P.リード)
 T、前奏曲
 U、春
 W、エキゾチック
 X、夏




プロフィール

杉山 清香
(すぎやま きよか) Clarinet

 米子東高等学校普通科を経て、島根大学教育学部特音課程(管弦打楽器専攻)を卒業。クラリネットを手塚実、村瀬二朗、浜中浩一の各氏に師事。ミンクス室内オーケストラとモーツァルトのクラリネット協奏曲、澤和樹氏の率いる「澤クァルテット」とモーツァルトのクラリネット五重奏曲を共演し大好評を得る。また、吹奏楽と共にウェーバーの小協奏曲の独奏を好演。倉吉アザレアのまち音楽祭において「杉山清香クラリネット・コンサート」の連続開催ほか、「山陰の名手たちコンサート」、自身のライフワークの「音楽空間コンサート」は第48回を数えるなど精力的に演奏活動をしている。2009年フィルハーモニックウィンズ大阪(オオサカン)と共にアメリカ演奏旅行に参加。現在は同楽員として関西でも演奏活動やレコーディングに参加している。2018年8月に「山陰クラリネットの会〜Tresor frais〜」を立ち上げ、同12月6日に「クラリネットの愉しみ@米子〜記念公演〜」を開催し満員御礼の大好評を得る。更に、中学・高校の吹奏楽部外部講師として、後進の指導にも熱心に取り組んでいる。オカリナには大学卒業後に出会い魅了される。ヤマハ講師資格を取得するなど研鑽を積み、オカリナ奏者としても様々なシーンで演奏活動を続けている。代表を務める山陰オカリナ合奏団、米子クラリネット・シルキィは米子市音楽祭、医療施設などのボランティアコンサートにおいて大人気を頂くなど、演奏者、指導者として活躍の場を広げている。ヤマハミュージックスクール(パルス米子楽器社米子店&松江店)、NHK文化センター、国立音楽院南部校講師。杉山清香音楽教室主宰。Plaisante Clarinet Ensembleメンバー。山陰オカリナ合奏団、米子クラリネット・シルキィ、山陰クラリネットの会〜Tresor Frais〜代表。米子市在住。

渡邊芳恵
(わたなべ よしえ)Piano

 国立音楽大学ピアノ教育専攻卒業。尚美学園コンセルヴァトアールディプロマ学科ピアノコース修了。鳥取大学大学院地域学研究科地域創造専攻を卒業。鳥取短期大学非常勤講師。現在、後進の指導の傍ら、県内の多くの合唱団のピアノ伴奏や指導を行う。さらに県内外において、器楽や声楽の伴奏、ピアノソロなど精力的に演奏活動をし、様々なジャンルの共演者との演奏も多い。2009年鳥取オペラ協会主催「フィガロの結婚」では、ケルビーノ役、2011年鳥取オペラ協会主催オペラ「窓」では、3つめの女役として出演。また自身初の作曲作品「朗読とピアノのための『月のうさぎ』」を発表し、好評を得る。音楽による新たな試みに挑戦し続ける中、子供から大人まで音楽に親しむことができる環境づくりを目指し活動している。ピアノを三富二葉、故和久利幹子、故ウラジミール竹ノ内、窪田隆、酒匂淳の各氏に師事。声楽を生原幸枝、瀬川武、常松喜恵子の各氏に師事。作曲法を新倉健氏に学ぶ。ピアノグループrelationメンバー。鳥取オペラ協会会員、ピアニスト。

ご案内

 昨年度は、病み上がりと言うハンディーがあったにもかかわらず、全く生まれ変わったのではないかと思わせる新鮮なクラリネットの響きを聴かせてくれた。今回は11回目となりますが、毎年コンサートを続けることの難しさは並大抵のことではありません。当にプロフェッショナルの強靭な意志の力と努力の結集で可能としているのです。演奏の巧さは今更ながら言うに及ばず、そのアンサンブル能力の高さはぴかいちです。杉山氏の、歌う(うったう)クラリネットには心ときめき、恋するミューズの涙がほとばしる思いです。聴衆の皆様の心に、音の波動がすり寄り、心を震わせる演奏を、どうぞお楽しみください。