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小椋順二ホルン・コンサート

Piano/綿口裕美子
2019年5月22日(水)19:30〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円



 過去の演奏のご紹介

♪ ホルン協奏曲第1番1楽章/モーツァルト作曲 (wmaファイル 3.39MB 4分53秒)


第一部

1.主題と変奏 作品13     フランツ・シュトラウス作曲
Thema und Variationen op.13 Franz Strauss
2.ホルンソナタ 作品28    フランツ・ダンツィ作曲
Horn Sonata op.28 Franz Danzi


第二部

3.6つの小品より1、2、3   シャルル・グノー作曲
Six pieces TUV Charle Gounod
4.アスペクト         ジャン ミシェル ・ダマーズ作曲
Aspects Jean-Michel Damase
5.6つの小品より4、5、6   シャルル・グノー作曲
Six pieces WXY Charle Gounod




プロフィール

小椋順二
(おぐら じゅんじ)Horn

 鳥取県倉吉市出身。1996年大阪音楽大学卒業。2000年ドイツ国立ケルン音楽大学アーヘン校卒業。在学中、アーヘン室内オーケストラ、ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニーに在籍。大阪シンフォニカー、仙台フィルハーモニー管弦楽団を経て現在、京都市交響楽団ホルン奏者。相愛大学、大阪音楽大学、夕陽丘高校音楽科の非常勤講師。ホルンを三宅知次、D.ブライアント、R.アルメイダ、H.ツィーグラーの各氏に師事。シンフォニア・ホルニステン、京都 ラ ビッシュ アンサンブル、リバスト・ブラスクインテットのメンバー。

綿口裕美子
(わたぐち ゆみこ)Piano

 静岡大学教育学部芸術文化課程音楽文化専攻卒業。第20回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。第5回日本ピアノ研究会東海Cピアノ・オーディションにて準グランプリ、静岡市長賞受賞。ピアノを小林峡介、根木真理子、武知朋子の各氏に師事。現在、歌唱・器楽の伴奏を中心に音楽活動を行うほか、後進の指導にあたっている。

ご案内

 小椋氏のホルンは、私たちの情動に働きかけ、得も言えぬ心地よさに誘ってくれる名人芸を持っている。毎年、初めて聴く珍しい曲を紹介してくれるが、今年も楽しみである。今回は、一部でドイツ音楽を、そして二部ではフランス音楽を用意してくれています。フランツ・シュトラウス(有名なリヒャルト・シュトラウスのお父さん)の曲を、そして後期古典派の作曲家フランツ・ダンツィのホルン・ソナタを聞かせてくれる。後半は、グノーのアヴェ・マリアで有名なシャルル・フランソワ・グノーの6つの小品全曲を、2つに分けて演奏します。その意図がどこにあるのかは、聴いてのお楽しみです。そして最後の曲は、ジャン=ミシェル・ダマーズの「アスペクト」が用意されています。この作曲家は現代に活躍した人であり6年くらい前に亡くなっています。現代の作曲家であってもダマーズの音楽は、新古典派と呼ばれるものであり、前衛的な現代音楽ではないようです。 今回のピアノは若手ピアニストの雄である綿口裕美子氏が担当されます。新鮮なアンサンブルが期待されます。今年もまた、小椋氏のホルンの独奏が聴けることに、大いなる喜びを感じています。アザレア音楽祭に登場して、今回は17回目のコンサートになります。聴衆である私たちもすっかり、ホルン音楽の通になっているようです。こんなに沢山のホルン音楽を聴き続けることができるなど、他の音楽祭では例がない程です。小椋氏の美しくふくよかな響きで包みこむさまは、聴く者の心をとろけさせます。小椋順二氏のホルンの響きをどうぞお楽しみ下さい。