倉吉 アザレアのまち音楽祭
スポンサー:リフレプラザ倉吉
佐々木まゆみソプラノ・コンサート

Piano/渡邉芳恵
2018年6月12日(火)19:30〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円



 過去の演奏のご紹介

♪ ああ、幾たびか/ベッリーニ作曲 (wmaファイル 3.15MB 6分48秒)


第一部

@ アザレアの歌    山下清三作詞    山本喜三作曲
A 庭の千草    アイルランド民謡
B 夏は来ぬ       佐々木信綱作詞   小山作之助作曲
C 七つの子       野口雨情 作詞    本居長世作曲
D オペラ「ルクツィア・ボルジア」より     ドニゼッティ作曲
安らかに眠っている、なんと美しい!
E オペラ「リタ」より             ドニゼッティ作曲
  この可愛らしい宿よ


第二部

F 桐の花      長崎透作詞    瀬下健二作曲
G あわて床屋      北原白秋作詞    山田耕作作曲
H ゴンドラの唄       吉井勇作詞     中山晋平作曲
I 夏の月             トスティ作曲
J 別れの歌               トスティ作曲
K オペラ「ロミオとジュリエット」より     グノー作曲
  私は夢に生きたい




プロフィール

佐々木まゆみ
(ささき まゆみ)Soprano

 昭和音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学音楽専攻科首席修了。修了時学長賞授賞。「バスティアンとバスティアンヌ」バスティアン役、「フィガロの結婚」ケルビーノ役、「イソップ物語」太陽役、「春香」ではタイトルロール好演、新作オペラ「窓」3つ目の窓の女役、「魔笛」ダーメ役、第九ソリスト、ソロリサイタル等開催、山陰の名手出演。06年よりアザレアのまち音楽祭出演など、県内外で精力的に活躍中。これまでに生原幸枝、越賀理恵、田野崎加代、田島祥恒、平野弘子各氏に師事。とっとりの芸術宅配便講師、Meary'sメンバー、鳥取オペラ協会会員

渡邉芳恵
(わたなべ よしえ)Piano

 国立音楽大学ピアノ教育専攻卒業。尚美学園コンセルヴァトアールディプロマ学科ピアノコース修了。鳥取大学大学院地域学研究科地域創造専攻を卒業。鳥取短期大学非常勤講師。現在、後進の指導の傍ら、県内の多くの合唱団のピアノ伴奏や指導を行う。さらに県内外において、器楽や声楽の伴奏、ピアノソロなど精力的に演奏活動をし、様々なジャンルの共演者との演奏も多い。2009年鳥取オペラ協会主催「フィガロの結婚」では、ケルビーノ役、2011年鳥取オペラ協会主催オペラ「窓」では、3つめの女役として出演。また自身初の作曲作品「朗読とピアノのための『月のうさぎ』」を発表し、好評を得る。音楽による新たな試みに挑戦し続ける中、子供から大人まで音楽に親しむことができる環境づくりを目指し活動している。
 ピアノを三富二葉、故和久利幹子、故ウラジミール竹ノ内、窪田隆、酒匂淳の各氏に師事。声楽を生原幸枝、瀬川武、常松喜恵子の各氏に師事。作曲法を新倉健氏に学ぶ。ピアノグループrelationメンバー。鳥取オペラ協会会員、ピアニスト。

ご案内

 佐々木まゆみ氏のオペラ・アリアの素晴らしさには、天性に恵まれた美しい声と清潔感があると幾人もの人から、高く評価されています。昨年度、浜村映画祭で作成された映画にヒロインとして登場し、歌わない役者として登場したが、その美貌と自然な演技に光るものがありました。ところで、今年のアザレアのまち音楽祭ではオペラ・アリア3曲と、後は日本歌曲で構成しています。そんな中で、久々にアザレアのまち音楽祭賛歌「アザレアの歌」が登場します。音楽祭を始めるにあたって、児童文学者の山下清三さんに詩を書いていただき、山本喜三氏が曲を付けた名曲です。あまりに出来の良い曲であり、プログラムに組み入れるにはバランスがとりにくいと、近年はソリストの判断に任せ、演奏は自由にしていただいています。そんな中で、佐々木氏に今回採用していただけたことに、期待するものです。毎年言っていますが、日本歌曲の歌い方は、やさしいようで難しいものですが、近年佐々木氏の日本歌曲には、著しい進化の後が見られます。技術的な問題は、努力すれば何とかなるものですが、言葉に秘められた心の形の表現は難問の一つだと思います。若々しく艶のある、美味しい音楽をご堪能ください。