倉吉 アザレアのまち音楽祭
スポンサー:新田内科クリニック
寺内智子ソプラノ・コンサート

Piano/新田恵理子
2018年6月10日(日)14:00〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円



 過去の演奏のご紹介

♪ 春の声/シュトラウス作曲 (wmaファイル 2.73MB 5分53秒)


第一部

@ 献呈                 フリードリヒ・リュッケルト作詞  ロベルト・シューマン作曲
A 蓮の花               ハインリヒ・ハイネ作詞    ロベルト・シューマン作曲
B 君は花のように         ハインリヒ・ハイネ作詞      ロベルト・シューマン 曲
C 君は花のように         ハインリヒ・ハイネ作詞      フランツ・リスト作曲
D 漁師の少年            フリードリヒ・フォン・シラー作詞 フランツ・リスト作曲
E おお、愛しうる限り愛せ      フェルディナント・フライリヒラート作詞 フランツ・リスト作曲


第二部

@ うたうだけ           谷川俊太郎作詞        武満徹作曲
A 翼                 武満徹作詞           武満徹作曲
B ロマンチストの豚       やなせたかし作詞       木下牧子作曲
C さびしいカシの木       やなせたかし作詞       木下牧子作曲
D オペラ「ホフマン物語」より                    オッフェンバック作曲
  生垣には、小鳥たち
E オペラ「蝶々夫人」より                      プッチーニ作曲
   ある晴れた日に
   かわいい坊や




プロフィール

寺内智子
(てらうち ともこ)Soprano

 大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。同専攻科修了。声楽を天野春美、E・ラッティ、伊藤京子各氏に師事。関西二期会研究生を経て、1998年イタリアへ留学。M・フェラーロ氏によるマスタークラス受講。イタリアにてオペラ「ラ・ボエーム」ミミ役、「カプレーティ家とモンテッキ家」ジュリエッタ役を歌い好評を得る。帰国後も、神戸アーバンオペラ「フィガロの結婚」スザンナ役をはじめ「愛の妙薬」「カルメン」「魔笛」「ポラーノの広場」「沈黙」などのオペラに出演。第29回イタリア声楽コンコルソ金賞、第20回飯塚新人音楽コンクール大賞、第12回ABC新人オーディション最優秀賞を受賞し外山雄三指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団と共演。第16回宝塚ベガ音楽コンクール第2位、神戸灘ライオンズクラブ音楽賞、鳥取県声楽オーディション県知事賞等受賞。2006年、鳥取県知事賞受賞者コンサートで関西フィルハーモニー交響楽団と共演。とりアートオペラ「魔笛」(2015年)でパミーナ役を歌い、大好評を得る。日本演奏連盟会員、関西二期会、鳥取オペラ協会会員。

新田恵理子
(にった えりこ)Piano

 武蔵野音楽大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業 倉吉市在住。ピアノを故西岡光夫、長井充、徳川愛子、福井直敬、西川秀人の各氏に師事する。ソロリサイタル、室内楽、声楽・器楽の伴奏など、各地で幅広い演奏活動を行なっている。内外のオーケストラとの共演も数多く、そのうち、ザルツブルク室内オーケストラ、下北山弦楽オーケストラとのライブ録音が、カウベルホールよりCDリリースされている。後進の育成にも力を注ぎ、各地で門下出身の若手ピアニストが活躍している。全日本ピアノ指導者協会正会員、同鳥取県支部事務局、鳥取オペラ協会ピアニスト。ハーモニッシェの会主宰。

ご案内

 寺内智子氏は、すっかり鳥取県の顔になりました。オペラ公演ではなくてはならない存在として確固たる地位を築いています。今年の12月24日には、とりアートオペラ「ヘンゼルとグレーテル」で、ヘンゼル役で出演することになっております。鳥取県でのオペラデビューは、国民文化祭でオペラ「ポラーノの広場」であり、ファゼーロと言う男の子役でしたが、今回もヘンゼルと言う男の子役です。イソップオペラでも羊飼いの男の子を演じましたが、ボーイッシュなスタイルの良く似合うキャラであり、今回は出ずっぱりの長丁場であり、寺内氏の真骨頂が発揮されるものと期待しています。
 ところで今回のアザレアのまち音楽祭では、一部にドイツ・リートを、そして二部に日本歌曲を歌ってくれます。日本歌曲は、お馴染みの武満徹と木下牧子の作品が楽しみです。木下氏独特のアイロニーをもった「ロマンチストの豚」を、寺内氏の艶やかなソプラノで聴けることを楽しみにしています。そして後はオペラ・アリアを2曲歌っていただけます。定番のオペラ「蝶々夫人」からの「ある晴れた日」は、圧巻ではないかとワクワクしています。