倉吉 アザレアのまち音楽祭
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渡邉寛智バス・コンサート

Piano/渡邉芳恵
2018年6月3日(日)14:00〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円



 過去の演奏のご紹介

♪ おお、パレルモよ/ヴェルディ作曲 (wmaファイル 2.98MB 6分26秒)


第一部

@ 息がつけるでしょう             A.チェーホフ作詞   S. ラフマニノフ作曲
A 聖なる僧院の門のかたわらに      M.レールモントフ作詞 S. ラフマニノフ作曲
B ラザロの復活                A.ホミャコーフ作詞   S. ラフマニノフ作曲
C ひそやかな夜のしじまの中で      A.フェート作詞   S. ラフマニノフ作曲
D 彼女は真昼のように美しい       N.ミーンスキイ作詞 S. ラフマニノフ作曲
E 歌劇《アレコ》より                        S. ラフマニノフ作曲
  「不思議な歌の力で」


第二部

@ 荒城の月                  土井晩翠作詞     瀧廉太郎作曲
A 鐘が鳴ります               北原白秋作詞      山田耕筰作曲
B この道                   北原白秋作詞      山田耕筰作曲
C 砂山                     北原白秋作詞      中山晋平作曲
D 初恋                    石川啄木作詞      越谷達之助作曲
E 平城山                  北見志保子作詞     平井康三郎作曲




プロフィール

渡邉寛智
(わたなべ ひろのり) バス

 国立音楽大学声楽科卒業、同大学院音楽研究科声楽専攻修了、ミラノ音楽院に学ぶ。京都市立芸術大学大学院博士(後期)課程修了。修了と同時に博士号(音楽)を取得。国立音楽大学主催「ソロ・室内楽定期演奏会」、「大学院新人演奏会」に出演。これまでに、「コジ・ファン・トゥッテ」ドン・アルフォンソ、「ラ・ボエーム」コッリーネ、「魔笛」ザラストロ、「清教徒」ジョルジョ、「エフゲニー・オネーギン」グレーミン、「シモン・ボッカネグラ」フィエスコなど数多くのオペラに出演している。また、バッハ「マタイ受難曲」、モーツァルト「戴冠式ミサ」、「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、フォーレ「レクイエム」、などのバスソロを務め、貴重なバス歌手として高い評価を得ている。県内外で演奏活動を精力的に行うとともに、自らの経験を生かした的確な指導を行い、後進の育成、合唱団の指導にも力を注いでいる。現在、コール・凛-Ring-常任指揮者、鳥取オペラ協会理事、島根県立大学短期大学部講師。

渡邉芳恵
(わたなべ よしえ) ピアノ

 国立音楽大学ピアノ教育専攻卒業。尚美学園コンセルヴァトアールディプロマ学科ピアノコース修了。鳥取大学大学院地域学研究科地域創造専攻を卒業。現在、後進の指導の傍ら、県内の多くの合唱団のピアノ伴奏や指導を行う。さらに県内外において、器楽や声楽の伴奏、ピアノソロなど精力的に演奏活動をし、様々なジャンルの共演者との演奏も多い。2009年鳥取オペラ協会主催「フィガロの結婚」では、ケルビーノ役、2011年鳥取オペラ協会主催オペラ「窓」では、3つめの女役として出演。また自身初の作曲作品「朗読とピアノのための『月のうさぎ』」を発表し、好評を得る。音楽による新たな試みに挑戦し続ける中、子供から大人まで音楽に親しむことができる環境づくりを目指し活動している。  ピアノを三富二葉、故和久利幹子、故ウラジミール竹ノ内、窪田隆、酒匂淳の各氏に師事。声楽を生原幸枝、瀬川武、常松喜恵子の各氏に師事。作曲法を新倉健氏に学ぶ。ピアノグループrelationメンバー。鳥取オペラ協会会員、ピアニスト。

ご案内

 渡辺氏のバスは、山陰では極めて珍しい存在の歌手です。かつて島根大学特音の教授に素晴らしいバス歌手がおられましたが、それ以来の貴重な歌手です。しかし、本格的なバス歌手としては初めての存在となる渡邊寛智氏は、その歌唱力の凄さにおいて既に定評があります。音程の良さ、声の美しさ、何よりも安定した歌唱力、そして表現力の豊かさは第一級の歌手の証です。アザレアのまち音楽祭に初めて登場して以来、常に人気のコンサートになっています。今回は、第一部にラフマニノフの歌曲を歌ってくれますが、メロディに乗っかった言葉たちの情感は、言葉を完全に凌駕し、音楽の力を感じさせます。今回のコンサートでは、一部にラフマニノフを配し、二部には日本歌曲の定番を用意しています。
 渡辺氏が歌う極上の音楽をお楽しみください。