倉吉 アザレアのまち音楽祭
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中嶋由紀子ピアノ・コンサート


2017年6月4日(日)14:00〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円



 過去の演奏のご紹介

♪ ショパン作曲/スケルツォ第2番 (wmaファイル 4.62MB 9分59秒)


第一部

(1)ピアノソナタ第10番ト長調         ベートーヴェン作曲
第1楽章
(2) ソナタ二長調 K.96・L.465        スカルラッティ作曲
(3)悲しい鳥                   モンポウ作曲
《内なる印象》より
(4)アストゥリアス作品47−5         アルベニス作曲
《スペイン組曲》より
(5)エボカシオン(喚起)            アルベニス作曲
(6)組曲《イベリア》より
(7)エル・アルバイシン             アルベニス作曲


第二部

(1)前奏曲 2.ワルツ             リャードフ作曲
《3つの小品 作品57》より
(2)前奏曲 嬰ハ短調             ラフマニノフ作曲
作品3−2「鐘」
(3)スペイン舞曲 第1番            ファリャ作曲
オペラ《はかなき人生》より
(4)月の光                     ドビュッシー作曲
《ベルガマスク組曲》より
(5)ウィーンの夜会 第6番           シューベルト=リスト作曲




【プロフィール】

中嶋 由紀子
(なかしま ゆきこ)Piano

 武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科を卒業。同大学大学院音楽研究科ピアノ専攻を首席で修了しクロイツァー賞を受賞。同大学院研究演奏会、クロイツァー賞受賞者による演奏会に出演。オーストリア国立グラーツ音楽大学に留学。これまでに新田恵理子、佐藤俊、永田順子、エレーナ・アシュケナージ、アレクサンダー・ザッツ、柴田千賀子の各氏に師事。第1回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選(1位、2位なし)、鳥取人材発掘ピアノ・オーディション鳥取県知事賞受賞。レインボウ21サントリーホールデビューコンサート1997に出演。アザレア室内オーケストラ、関西フィルハーモニー管弦楽団と協演。2001年、2003年、2008年、2013年、2015年東京にてリサイタルを開催。ソロ活動に加え、オーストリアBurg Feistriz音楽祭への参加など、室内楽、伴奏ピアニストとしても各地で演奏活動を行っている。元聖徳大学兼任講師。

【ご案内】

 久々に中嶋由紀子氏が登場します。確固たる信念を感じさせるピアノ音楽は、なかなかお目にかかれないものですが、中嶋さんのピアノは何時も毅然として凛々しいたたづまぃの見せてくれます。以前聴いた印象では、シューベルトが合っているように思いました。まるで歌曲のように、言葉が即メロディになり、言いたいことが明確な表現につながる音楽づくりは、ピアノ弾きの真骨頂です。今回は、スペインの音楽を多く演奏しますが、ファリャのスペイン舞曲は良く知っていても、モンポウ、アルベニス、リャードフなどと言う作曲家の作品には、聴くチャンスに恵まれません。そんな意味でも必聴に値します。そして、古典の名曲で、プログラム全体を包み込む趣向は憎い演出です。