【ご案内】

　今年も、中学生たちの若々しい吹奏楽の響きと、華麗な民踊が登場します。中学生たちの吹奏楽と民踊ではミスマッチではないかとの言葉も聞かれます。ところが、30年ほど前は合同のステージが存在していたのです。吹奏楽の生演奏に合わせて民謡を踊るという合同公演だったのです。いつの頃からか、民踊と吹奏楽をコラボレーションするわずらわしさ(楽曲の編曲作業、事前の録音作業など)があり、別々のステージでの公演に移行していったと言う経緯があります。そして、今日のように吹奏楽独自の新しい展開が見られるようになり、民踊も複数団体がお好みのステージが組みやすくなったと言う利点があります。どうぞ、それぞれの楽しみ方で、二度おいしいコンサートになるものと期待しています。