倉吉 アザレアのまち音楽祭
スポンサー:(株)中井脩倉吉店
佐々木まゆみソプラノ・コンサート

Piano/渡邉芳恵
2016年5月29日(日)14:00〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円


 過去の演奏のご紹介
ソプラノ 佐々木まゆみ(第33回アザレアのまち音楽祭2015 コンサートより)
♪ 「フィガロの結婚」より「自分で自分が判らない」 モーツァルト作曲 (wmaファイル 1.35MB 2分54秒)


第一部

A.スカルラッティの歌曲
もう私を傷つけないで
すみれ
私は心に
私は嘆き
ガンジス川に昇る太陽は

オペラ「リナルド」より  ヘンデル作曲
私を泣かせてください
オペラ「エジプトのジュリアスシ−ザー」より ヘンデル作曲
つらい運命に涙あふれ


第二部

ストルネッロ P.チマーラ作曲
愛の神よ、ようこそ P.チマーラ作曲
くちづけ     L.アルディーティ作曲
禁じられた音楽 S.ガスタルドン作曲
オペラ「イドメネオ」より  W.A.モーツァルト作曲
そよ吹く風よ
オペラ「ドン・パスクアーレ」より  G.ドニゼッティ作曲
あの眼差しに騎士は


プロフィール

佐々木 まゆみ
(ささき まゆみ)Soprano

 昭和音楽大学音楽学部声楽学科卒業、同大学音楽専攻科首席修了。修了時学長賞授賞。「バスティアンとバスティアンヌ」バスティアン役、「フィガロの結婚」ケルビーノ役、「イソップ物語」太陽役、「春香」ではタイトルロール好演、新作オペラ「窓」3つ目の窓の女役、「魔笛」ダーメ役、第九ソリスト、ソロリサイタル等開催、山陰の名手出演。06年よりアザレアのまち音楽祭出演など、県内外で精力的に活躍中。とりアートオペラ「魔笛」(2016年)でダーメ役を歌い、好評を得る。これまでに生原幸枝、越賀理恵、田野崎加代、田島祥恒、平野弘子各氏に師事。とっとりの芸術宅配便講師、鳥取オペラ協会会員。

渡邉 芳恵
(わたなべ よしえ)Piano

 国立音楽大学ピアノ教育専攻卒業。尚美学園コンセルヴァトアールディプロマ学科ピアノコース修了。鳥取大学大学院地域学研究科地域創造専攻を卒業。現在、後進の指導の傍ら、県内の多くの合唱団のピアノ伴奏や指導を行う。さらに県内外において、器楽や声楽の伴奏、ピアノソロなど精力的に演奏活動をし、様々なジャンルの共演者との演奏も多い。2009年鳥取オペラ協会主催「フィガロの結婚」では、ケルビーノ役、2011年鳥取オペラ協会主催オペラ「窓」では、3つめの女役として出演。また自身初の作曲作品「朗読とピアノのための『月のうさぎ』」を発表し、好評を得る。音楽による新たな試みに挑戦し続ける中、子供から大人まで音楽に親しむことができる環境づくりを目指し活動している。
 ピアノを三富二葉、故和久利幹子、故ウラジミール竹ノ内、窪田隆、酒匂淳の各氏に師事。声楽を生原幸枝、瀬川武、常松喜恵子の各氏に師事。作曲法を新倉健氏に学ぶ。ピアノグループrelationメンバー。鳥取オペラ協会会員、ピアニスト。


ご案内

 倉吉市在住の声楽家で最も人気の高い歌手「佐々木まゆみ氏」は、天性の美声と練り上げられた音楽性によって、聴衆の心を鷲づかみにしています。今回のプログラムでは日本歌曲が姿を消して、スカルラッティからドニゼッティまでの名曲を披露してくれます。特に今回はバロックの曲が中心となったプログラミングですが、バロック唱法の真髄に迫れるかどうかが、聴きどころとなるでしょう。ビブラートを抑制した艶やかな声が必須ですが、佐々木さんにはそのストレートな響きの艶やかさが魅力の一つでもありますので、ヘンデルのアリアでは、官能的な声を聴くことが出来るでしょう。またイタリア歌曲では、抑揚の激しさを要求されますが、声域の幅広さと抜けるよう美声によってその魅力を十二分に発揮するでしょう。何と言っても佐々木氏の魅力は、声と言うフィジカルの堅牢さと柔軟性だと思います。どうぞ、脂ののった歌声をお楽しみください。