倉吉 アザレアのまち音楽祭
スポンサー:綜合印刷出版(株)
曽田千鶴ヴァイオリン・コンサート

Piano 稲毛麻紀
2016年5月28日(土)19:30〜 倉吉交流プラザ視聴覚ホール 700円


 過去の演奏のご紹介
ヴァイオリン 曽田千鶴(第33回アザレアのまち音楽祭2015 コンサートより)
♪ ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.1Nr.14より ヘンデル作曲 (wmaファイル 768KB 1分36秒)


第一部

@ アザレアの歌 山本喜三作曲
A ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番ニ長調 シューベルト
B マズルカ 作品81-1 シベリウス
C ロマンス 作品78-2 シベリウス
D フォーレの名による子守歌 ラヴェル
E 朝の歌 作品15第2番 エルガー
F プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ クライスラー


第二部

G ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番ト長調「雨の歌」 ブラームス


プロフィール

曽田 千鶴
(そだ ちづる)Vaiolin

 島根県出身。島根大学教育学部特音卒業、同教育専攻科修了。ヴァイオリンを坂本博之、故知念辰朗各氏に師事。漆原朝子氏のもとで研鑚を積む。瀬戸フィルハーモニー交響楽団の契約団員。鳥取県境港市にてデュオ・コンサート、鳥取県倉吉アザレアのまち音楽祭にてソロ・コンサートを6回開催。他、トリオ、弦楽四重奏、室内楽グループ「ミュージック・ファクトリー」など室内楽の演奏活動を行うかたわら、島根大学教育学部非常勤講師、島根県内の中学高校の弦楽部、オーケストラ部のトレーナーとして、また、音楽教室において、後進の指導に力を入れる。2007年から2011年、アメリカに渡り、ニューヨーク州立大学交響楽団副コンサートマスターを委嘱されるほか、ヨーロッパを代表する現代音楽グループ、アンサンブル・サープラスの指揮者・ピアニストとして著名な故ジェームス・アヴェリーとの共演を初め、現代音楽の初演・再演に数多く参加。アラン・ファインバーグ、ミミ・ホァン、ジョナサン・ゴロヴより室内楽のレッスンを受け、フルートトリオ、カルテット、ピアノトリオ、室内オーケストラ、フォークロア・アンサンブルなど、幅広い分野の室内楽コンサートに出演、好評を博する。帰国後、埼玉を拠点に、在京オーケストラの客演、音楽教室の講師として後進の指導を行う。現在は、熊本に拠点を移し、東京、鳥取、岡山などのオーケストラの客演として、ミンクス室内オーケストラの団員として活動するほか、音楽教室にて後進の指導を行っている。

稲毛 麻紀
(いなげ まき)Piano

 武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業後、お茶の水女子大学大学院ピアノ演奏学講座修了。ピアノを新田恵理子、堺康馬、A.ウェーバージンケ、西川秀人、吉田征夫、浅井道子の各氏に師事。これまでにアザレアのまち音楽祭のオープニング・コンサートやサロンコンサート等に出演。現在、わらべ館童謡唱歌推進委員、鳥取短期大学非常勤講師を務める。コール・ウィンドミル、こーらす萌の会、合唱団こさじ、鳥取オペラ協会ピアニスト。

ご案内

 かつて、アザレアのまち音楽祭に登場する演奏家の皆さんに、音楽祭のテーマ曲である「アザレアの歌」を演奏して頂いていました。しかしながら、それぞれの演奏家よりプログラミングする上で、構成上合わないことがあるとの指摘で、演奏の義務化は取りやめています。それでも幾人かの方は、プログラム外として演奏していただいていますが、曽田千鶴さんは毎回、プログラムの初めに設定し、次へと進むプロムナードとして演奏して頂いています。ですから、♫アポロンの…と続く穏やかな楽興に始まり、徐々に音楽の高まりが広がる様相を見せるのです。今回も小品の花束を作りながら、第2部でブラームスの重厚な音楽に誘う仕掛けがあるように思われます。曽田さんのブラームスは何時聞いてもしっとりとした佇まいを見せ、決してエキセントリックに陥ることの無い心地よさを体感させてくれます。どうぞ皆様に、大人の雰囲気とお洒落でたおやかな音楽の流れに身を任せられますようお勧めいたします。