倉吉 アザレアのまち音楽祭
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アザレア弦楽四重奏団コンサート

1stVn伊藤明、2ndVn西原麻衣子、Va井川晶子、Vc原田友一郎
2015年5月16日(土)19:30〜 倉吉博物館玄関ホール 700円


 過去の演奏のご紹介
アザレア弦楽四重奏団 (第32回アザレアのまち音楽祭2014コンサートより)
♪ アイネ・クライネ・ナハトムジークK.525から第1楽章 (モーツァルト) (wmaファイル 1.98MB 4分14秒)


第一部

@ ハイドン/弦楽四重奏曲第77番ハ長調作品76−3「皇帝」
  第1楽章 アレグロ
  第2楽章 ポコ・アダージョ・カンタービレ
  第3楽章 メヌエット
  第4楽章 フィナーレ プレスト


第二部

A ショスタコーヴィチ/弦楽四重奏曲第8番ハ短調作品110
  第1楽章 ラルゴ ハ短調 4/4拍子
  第2楽章 アレグロ・モルト嬰ト短調 2/2拍子
  第3楽章 アレグレットト短調 2/2-3/4拍子
  第4楽章 ラルゴ 嬰ハ短調 3/4拍子
  第5楽章 ラルゴ ハ短調 4/4拍子


プロフィール

アザレア弦楽四重奏団
 1988年結成。松江を中心に各地でのコンサート・イベント・ウェディングなど、通算約700ステージの演奏活動を展開する、山陰随一の弦楽四重奏団。1991年からアザレアのまち音楽祭に出演(25回目)。1991年全国育樹祭で、皇太子殿下ご臨席のもとで演奏して称賛を博す。1995年ねんりんピック開会式出演。2002年日英グリーン同盟植樹式で記念演奏。2005年島根県立美術館「名曲で飾るロビーコンサート」出演。2011年島根県指定文化財・興雲閣で嘉仁親王(後の大正天皇)の明治40年山陰行啓ゆかりの音楽を再現。クラシックから映画音楽・ポップス全般、歌謡曲や日本のメロディーまで幅広いレパートリーを縦横に組み合わせた楽しい選曲、そして4人という自由気軽なアンサンブルのスタイルがリスナーから支持されている。

ご案内

 近年のアザレア弦楽四重奏団は、メンバーが固定し、充実した音楽づくりになっています。1991年の第9回の音楽祭に参加して以来、今日まで25回目の出演となります。この実績は、アザレア室内オーケストラよりも古く、現在では最古参です。当初より伊藤明氏がトップを務め、メンバー交代の変遷を得て今日に至っています。弦楽四重奏と言う室内楽は、メンバー1人ひとりが指揮者の役を担わなければならない難しさがあります。だからメンバーが固定し、阿吽の呼吸でお互いの音楽を理解し合う寛容さが必要になるのです。特に昨年度は、往年の凄さが戻ってきて、素晴らしい演奏を聴かせました。今回は、弦楽四重奏の王道と言われるハイドンと、近代音楽の覇者ショスタコーヴィチが登場します。特にショスタコーヴィチの曲は大変重要な曲であり「ファシズムと戦争の犠牲者の想い出に」捧げると記しています。また、彼自身が不本意ながら共産党員にならざるを得なかった時期であり、彼自身の悩みが切々と語られる曲です。古典派の名作と、近代の傑作カルテットが同時に楽しめるまたとない機会となるでしょう。