倉吉 アザレアのまち音楽祭
ミニ・リサイタル・リレーコンサート

2014年6月1日(日)11:00〜 倉吉交流プラザ 各コンサート700円


【1】11:00〜12:00 岸本聖華ピアノ・リサイタル


第一部
@ アラベスク1  ドビュッシー
A エチュード op.10-3「別れの曲」  ショパン
        op.10-8
B ノクターン op.9-1  ショパン
C バラード 3  ショパン


第二部
D 三つの夜想曲より「愛の夢」  リスト
E ハンガリア狂詩曲 2  リスト


 
【2】13:00〜14:00 高木伶ピアノ・リサイタル

第一部

@ ピアノソナタ第15番「田園」Op.28  ベートーヴェン


第二部

A 「映像第2集」より  ドビュッシー
   第1番 葉末を渡る鐘の音
   第2番 そして月は廃寺に落ちる
   第3番 金色の魚
B ピアノソナタ第4番0p.30  スクリャービン



 
【3】15:00〜16:00 銭亀睦美ソプラノ・リサイタル
Piano/森康子


第一部

@ 銀色に染める優雅な月よ  V.ベッリーニ
A お願いだから愛する人よ  V.ベッリーニ
B 夕べに  F.トスティ
C 祈り  F.トスティ
D おぼろ月夜  岡野貞一
E 浜辺の歌  林古渓作詞  成田為三作曲
F むこうむこう  三井ふたばこ作詞  中田喜直作曲
G 夏の思い出  江間章子作詞  中田喜直作曲
H 風の子供  竹久夢二作詞  中田喜直作曲


第二部

I オペラ「連隊の娘」より  G.ドニゼッティ
   さようなら
J オペラ「友人フリッツ」より  P.マスカーニ
   わずかの花を
K オペラ「ジャンニ・スキッキ」より  G.プッチーニ
   お父様にお願い
L オペラ「トスカ」より  G.プッチーニ
   歌に生き、恋に生き


プロフィール

岸本聖華

(きしもと せいか)Piano
倉吉市出身。4歳よりピアノを始める。
2001年 カウベルピアノコンクール 「金賞」及び「最優秀賞」
2001年 PTNAピアノコンペティション西日本本選「第5位」全国大会「入選」
2002年 PTNAピアノコンペティション西日本大会「優秀賞」
2003年 PTNAピアノコンペティション西日本本選「第2位」全国大会「入選」
2004年 第57回全日本学生音楽コンクール大阪大会本選「入選」
2008年 日本ピアノ教育連盟JPTAオーディション「優秀賞」全国大会出場
2010年 日本ピアノ教育連盟JPTAオーディション「奨励賞」
2011年 ショパン国際ピアノコンクール岡山大会「第1位」全国大会出場
これまでに 小林圭子、門脇智美、西川秀人、野原みどり、茂木眞理子各氏に師事。現在、昭和音楽大学演奏科コース2年に在学し、大友聖子氏に師事。

高木 伶

(たかき れい)Piano
鳥取県米子市出身。米子市立後藤ケ丘中学校、県立米子東高校卒業。
2003年 ヤマハ・ヤングピアニスト金賞、推薦演奏会(大阪ザ・シンフォニーホール於)
2004年 第18回カウベルピアノコンクールにて「長岡敏夫賞」「新日本海新聞社賞」
2006年 ヤマハ・ヤングピアニスト金賞、推薦演奏会(大阪いずみホール於)
2009年 第10回全日本アールンピアノコンペティション全国第二位。
2011年 第12回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA アジア大会にて銅賞。
2012年 愛知県立芸術大学第45回定期演奏会に出演。 第22回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。
現在、愛知県立芸術大学四年在学中。熊谷恵美子氏に師事。

銭亀睦美

(ぜにがめ むつみ)Soprano
 大阪音楽大学短期大学部卒業。同専攻科声楽専攻修了。  声楽を中井美恵子、松田昌恵、平野弘子の各氏に師事。  在学中、「魔笛」合唱出演。鳥取オペラ協会公演「アマールと夜の訪問者」合唱、「ゴジ・ファン・トゥッテ」合唱、「フィガロの結婚」娘役で出演。鳥取オペラ協会会員

森 康子

(もり やすこ)Piano
 フェリス女学院短期大学音楽科専攻科(ピアノ専攻)修了。ニューヨーク・ジュリアード音楽院で学ぶ。青山三郎、由谷絢子、山田早苗、E.L.コバーリック、平賀寿子に師事。神奈川新人演奏会出演。現在、後進の指導にあたる傍ら声楽の伴奏を中心にソロ、コンチェルトなど、数多くの演奏活動を行っている。カノンの会会員。鳥取女声合唱団、ブレヴィスキンダーリートアンサンブルピアニスト。


ご案内

 ミニ・リサイタルリレー・コンサートを2009年にスタートさせて、今年は6年目を迎えます。一晩のコンサートを担当するには負担が重いと、新人の皆さんからの意向を受けて演奏時間を1時間弱に設定したのが、このコンサートなのです。このコンサートを契機に本割のサロンに登場してほしいとの願いが主催者側の思惑です。これまでの出演者の中から、常連演奏家になっていただける方も多々あり、楽しみにしておられる聴衆の熱意が毎回感じられるものです。
 さて、今年は3組の新人が参加します。まず、最初は、倉吉市出身で昭和音大に在学中の「岸本聖華さん」です。かつてレベルの高さが評判であったカウベルピアノコンクールで最優秀賞をとるなど、将来を嘱望され、その後あちこちのコンペで入賞を果たしている方です。現在は音大一年生であり、野心的なプログラムを聴かせていただけます。
 次もピアノの新人「高木伶さん」です。この方は米子市出身で愛知芸大3年生です。彼女もカウベルピアノコンクールで小学生部門の最高賞「長岡敏夫賞」をとるなど、小さいころより才能を開花させている俊英です。若さあふれるベートーヴェンやスクリャービンが楽しみです。そして三番手の銭亀氏は、新人と言うよりベテランに近い存在であり、アザレアのまち音楽祭への登場が待たれておりました。今回は盛りだくさんのプログラムで聴きごたえのあるコンサートになるでしょう。