倉吉 アザレアのまち音楽祭
第30回倉吉アザレアのまち音楽祭
ファイナル・コンサート

閉会式典とアザレア歌のコンサート(合唱と独唱)

第1部 合唱の祭典    赤碕女声コーラス「まどか」、ザ・ラニアル・コーラス・混声合唱団みお・
               混声合唱団こさじ・混声合唱団コーラスはわい、上灘小学校合唱団
第2部 声楽コンサート  〔小椋美香子ソプラノ・コンサート〕
第3部 交流ステージ   〔韓国全羅南道羅州市文化団体との交流コンサート〕
                  【羅州市梨の花サクソフォンアンサンブル】

2012年6月24日(日)14:00〜 倉吉未来中心大ホール 700円


第一部 合唱の祭典


赤碕女声コーラス「まどか」〔指揮者/福田泰雅 ピアノ/山本亜美〕
@ カイマナ・ヒラ(チャールズ・キング作曲/マツイエツコ編曲)
『カイマナ・ヒラ(Kaimana Hila)』は、1916年頃に発表されたハワイの音楽・ハワイアン。近代的ハワイ音楽の父的存在としてその名を残すチャールズ・キングが作曲している。
A アロハオエ(リリウオカラニ女王作曲/マツイエツコ編曲)
アロハ・オエ(ハワイ語:Aloha `Oe)は、ハワイ王国第8代女王リリウオカラニによって作られた歌。ハワイを代表する曲として世界中で広く親しまれている。アメリカへ吸収されていく祖国への別れの歌とも、それを悲しんでハワイを去るため、別れることになる恋人達への慰めの歌とも言われている。
B タフワクワイ(作者不詳/マツイエツコ編曲)
ラブソングだったものが時を経てノリのいい今の曲調に替えられたもの。 ハワイ王朝の最後の王様カラーカウアとその妹で最後の女王であったリリウオカラニ、そしてその妹のリケリケ王女、弟のレレイオーホク王子はいずれも音楽の才能に優れ、それぞれの仲間をメンバーとした音楽グループをつくり、各自の作品を演奏する「音楽合戦」を宮廷内でやっていた。 このうち弟のレレイオーホクが作ったKaua I Ka Huahuai(二人はしぶきにぬれて)というラブソングが、後世になり大作曲家のジョニー・ノーブルがこの曲の歌詞中の「K」音を「T」音に変更するとともに、賑やかなメロディに改変してTahuwahuwaiというタイトルで登録したという。


ザ・ラニアル・コーラス〔指揮者/森尚美 ピアノ/岡田良子〕
@ 故郷の人々(堀内敬三訳詞/S.フォスター作曲/瑞慶覧尚子編曲)
『故郷の人々(スワニー河)』は、19世紀の作曲家フォスターが1851年(25歳頃)に作曲したアメリカ歌曲。 曲のタイトルにもある地名「Swanee River(スワニー河)」は、ジョージア州南部とフロリダ州北部を流れる河。
A 峠の我が家(岩谷時子訳詞/アメリカ民謡/瑞慶覧尚子編曲)
峠の我が家(この地の我が家/平原の我が家)(とうげのわがや、原題:"Home on the Range")は、アメリカ合衆国の民謡で、カンザス州の州歌。広大なアメリカ大陸の大自然が郷愁を込めて歌い上げられる。
B あの鐘を鳴らすのはあなた(阿久悠作詞/森田公一作曲/福井幾編曲)
言わずと知れた、和田アキ子の代表曲。1972年3月25日に発売された和田アキ子の11枚目のシングルである。


混声合唱団みお〔指揮者/西本江里〕
@ 峠のわが家 (中山知子訳詞/アメリカ民謡/関川俊男編曲)
A ラ・クカラーチャ(津川主一訳詞/メキシコ民謡/津川主一編曲)
B 思い出のグリーングラス(山上路夫訳詞/カーリープットマン作詞作曲)
C 夜のうた       (阪田寛夫作詞/佐々木伸尚作曲)


混声合唱団こさじ〔指揮者/村岡宏朗〕
@ Ego sum panis vivus(パレストリーナ作曲)
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナはルネサンスの後期に活躍した作曲家。ヨハネによる福音書6:48のイエスの言葉がそのまま歌詞になっている。
無伴奏混声合唱による日本名歌集「ノルタルジア」より(信長貴富編曲)
A 村の鍛冶屋(作詞・作曲者不詳)
作詞者・作曲者ともに不詳。初出は1912年(大正元年)12月「尋常小学唱歌(四)」。歌詞が当初のものから時代により書き換えられながら、長く全国の小学校で愛唱されてきた。
B 故郷(高野辰之作詞/岡野貞一作曲)
日本の心の歌として長く歌い継がれている文部省唱歌。


混声合唱団コーラスはわい〔指揮者/小谷敏彦 ピアノ/幸本美由紀〕
@ 走る川(金沢智恵子作詞/黒澤吉徳作曲)
黒沢吉徳作曲、金沢智恵子作詞による合唱組曲「水の翼」の第2曲。しぶきを上げて流れていく川の荒々しい流れが、疾走感のあるメロディに乗せてシリアスに描写される。
A あすという日が(山本櫻子作詞/八木澤教司作曲)
もともとこの曲は2006年に大阪府池田市で開催された第30回全日本合唱教育研究会全国大会のために八木澤教司が曲をつけたもので、大阪市立文の里中学校の演奏・合唱で初披露された。希望あふれる曲。


上灘小学校合唱団〔指揮者/森 博之 ピアノ/岸本万由子 〕
@ 星の世界(川路柳虹作詞/コンバース作曲)
日本でも よく歌われる讃美歌(賛美歌『いつくしみ深き』の曲に、川路柳虹の詞が乗せられたもの。澄んだ秋の星空を描いた美しい歌。
A 空がこんなに青いとは(岩谷時子作詞/野田暉行作曲)
第37回(1970年)「NHK全国学校音楽コンクール 小学校の部」課題曲。当時の日本は高度経済成長期であり、成長も著しかった反面、公害が大問題になった。歌詞は、小学生に必要な「ともだち」と、環境問題・自然問題をうまくかみあわせて描かれている。
B 小さな木の実(海野洋司作詞/ビゼー作曲)
1971年、NHKの番組「みんなのうた」で、大庭照子の歌により発表された。少年を主人公にして、その父親との関係を表現した歌詞となっている。秋の日に少年は、かつて父親と一緒に拾った木の実を手に持って、草原を走り抜ける。その時少年は、父親が昔語ってくれた言葉を思い出す。
C 地球の子供(まどみちお作詞/山本直純作曲)
第38回(1971年度)NHK全国音楽コンクール小学校の部課題曲。4/4拍子、テンポはModerato表記となっている。曲は1番と2番で旋律は同じ。前年の課題曲「空がこんなに青いとは」の歌詞が環境(公害問題)のことを考えたものであるが、この曲の歌詞は地球全体で考えられている。


第二部  声楽コンサート

 過去の演奏のご紹介
ソプラノ 小椋美香子 (第29回アザレアのまち音楽祭2011コンサートより)
♪ 小さなものでもわたしをうっとりさせるものがあるわ (イタリア歌曲集より) (ヴォルフ作曲)
 (wmaファイル 884KB 1分50分)


小椋美香子ソプラノ・コンサート Piano 兼田恵理子
@ オペラ「アレッサンドロ」より(ヘンデル作曲)
とても甘いお世辞
アレキサンダー大王のインド攻略の物語が元となったオペラ。
自らをゼウスの子だと称するアレッサンドロは、父王の時代から王家に忠実を誓う部下、クリートにあなたは神の子ではなく偉大な王の子であると諫められ、憤慨する。やがて部下による謀反が起きるが、忠実な部下たちの助けにより謀反は鎮圧され、アレッサンドロもクリートの忠実さに感服する。その裏で展開する2人の王女、ロッサーネ、リザウラとアレッサンドロとの恋…。この曲はロッサーネのアリア。第一幕第7場で歌われる。
A オペラ「リナルド」より(ヘンデル作曲)
私を泣かせて下さい
ヘンデル作曲のオペラ「リナルド(RINALDO)」の第2幕に登場する有名なアリア。敵の魔術師に捕らわれた女性アルミレーナが恋人を想って自分の悲運を嘆くシーンで歌われる。
B オペラ「ピンピノーネ」より(テレマン作曲)
小間使いが欲しい人はいないかしら
オペラ「ピンピノーネ」(初演1725 ハンブルク)はテレマンのオペラの中では最も有名。オペラはヴェスペッタの職を求めるこの曲ではじまる。
C オペラ「ピンピノーネ」より(テレマン作曲)
礼儀正しくお話しして、愛らしく歌って
同じくオペラ「ピンピノーネ」より。聡明で美しい若い女ヴェスペッタが、年寄りで金持ちのピンピノーネに近づいて何とか女中として雇われようと自己ピーアール大作戦。「品よく話をして、愛らしく歌って、編み物でも裁縫でも、何でもいたしますわ」と歌う、魅力たっぷりのアリアである。その後、彼女はその魅力を発揮して奥方の座を勝ち取り、金と自由を手に入れて遊び放題。わがまま女房の尻に敷かれるダメ亭主に成り下がったピンピノーネはため息をつきつつ家事を担当する、というオペラである。
D オペラ「魔弾の射手」より(J.F.キント作詞/ウエーバー作曲)
やさしい姿の若者で
アガーテは婚約者のマックスが中々来ないと心配している。とその時先祖の肖像画が壁から落ち、これを不安がる彼女を従妹のエンヒェンが「やさしい姿の若者で」を歌い明るく元気付ける。
E オペラ「魔弾の射手」より(J.F.キント作詞/ウエーバー作曲)
あの人を知らぬうちは〜聖き歌よ、静かに静かに!
アガーテは神に祈りとマックスへの熱い愛を「あの人を知らぬうちは、すぐに眠れたものなのに」と歌う。


第三部  交流ステージ 〔韓国全羅南道羅州市文化団体との交流コンサート〕

【羅州市梨の花サクソフォンアンサンブル】
@ ラッパ吹きの休日(Leroy Anderson作曲)
トランペット吹きの休日(Bugler's Holiday)は、ルロイ・アンダーソンが作曲した管弦楽作品。『ラッパ吹きの休日』とも呼ばれている。アンダーソンの作品の中では最も有名な作品である。1954年に作曲されたもので、陽気で活気に満ちたギャロップである。
A ショスタコビッチのワルツ2(Shostakovich作曲)
物悲しく、どこか懐かしさも感じさせるワルツ。
B 韓国民謡メドレー(韓国歌謡メドレー)
韓国の歌を、サクソフォンの響きでお楽しみください。
C ソングス オブ モザイク(Kim Doyeong作曲)
明るくノリの良い、親しみやすいサックスアンサンブル曲。
D 映画「ロメオとジュリエット」より「愛のテーマ」(Nino Rota作曲)
1968年のイタリア・イギリス合作の映画「ロミオとジュリエット」のニーノ・ロータ作曲によるテーマ曲。


プロフィール

赤碕女声合唱団「まどか」

結成16年目になります。週1回の練習日には、無理をしないで和やかに楽しみながら先生の指導のもと、練習を続けています。
 〔出演者〕
Sp/明石蔦子、岩崎和栄、入江淑美、片上紀子、高塚幸子、
   西村蓉子、圓山征子、高塚広子
mSp/隠岐ふみ子、西本富美子、小椋美江、山根美智子、
    宇田川淳子、明穂恵子、松田久子、田鍬美知子
Alt/隠岐加代子、小川浩子、中野みよ子、中村美子、圓山淳子、
    秦野文子
指揮者/福田泰雅
ピアノ/山本亜美

ザ・ラニアルコーラス

昨年の10月発足25周年記念コンサートを開催し、ご来場下さった皆様、またお世話になりました関係者の皆様に、団員一同心から感謝しております。
今年はゆっくりとコーラスを楽しみたいと思っています。団員募集中です。よろしくお願いします。
 〔出演者〕
Sp/中本千鶴子、舩木和子、岩崎睦枝、金山悦子、大田順子、
    藤井典江、後藤秋美、永田央紗、押本悠里子
mSp/松田和子、松田洋子、小浜由紀、中田恵子、石田恵子、
    田中美智子
Alt/新家美登里、金田保子、村岡耒来恵、竹田愛子
指揮者名/森 尚美
伴奏者名/岡田良子

混声合唱団みお

今年は海をテーマにした大曲に挑戦します。作曲者が感じた海への「感謝」と我々を無言に包み込む海の「包容力」…それらが感じられる歌を目指して精一杯頑張ります
 〔出演者〕
SP/足羽敬子、池原敦子、入江泰子、小椋黎子、桶本梨紗、
    小畑万智子、川本紀子、佐々木美由喜、清水史枝、
    鈴木百百子、三津国のぶ子、宮原教子、山田峰子
Alt/伊藤寿美枝、今島尚子、小原祐美子、佐々木羊子、
    田中美紀、中村由美、松本愛子、湯本久美、
Ten/尾崎正己、河原拓、小松豊、河本光司
Bass/小川弘二、中原正、牧田剛寿、波田野頌二郎
指揮者/西本江里

合唱団こさじ

2006年に北栄町で発足し、今年で7年目を迎えました。本日はルネサンス期の宗教曲と日本の名歌を演奏いたします。無伴奏ならではの和声の響き、曲の美しさをお楽しみください。(http://teaspoon.rakurakuhp.net)
 〔合唱団メンバー〕
指揮/村岡宏朗
Sp/岩佐歩、中嶋絵美、松本三千衣、山口みなみ
Alt/小原葉子、佐崎智子、隅啓子、土井恵美、西尾美紀、船曵恵理子
Tn/小原貴志、幸本一章、中村哲康
Bs/岩間栄次、門脇慧、河本慎二郎、窪原晃平、中西紀夫、福田靖

混声合唱団コーラスはわい

生涯学習の一環として発足した「コーラスはわい」も着実な歩みを続けてきました。これも感性豊かな小谷敏彦先生…毎週の熱心なご指導によるものです。皆で歌うことの楽しみを知り、大人の仲間入りをした「コーラスはわい」、聴きあい響き合える歌声づくりに精進したいと思います。
 〔合唱団メンバー〕
Sp/筏津冨美子、森上知恵子、矢野幸子、秋田読子、
    山本三枝子、岩本寿子、井上励子、浜本郁子、
    福本富子、岩本雪美、尾崎充代、久葉玲子、
    但馬麻美枝、広瀬民栄、藤田啓子、池田恵子、
    山下美代子、大前佑子、浜中和江

Alt/梅田照子、荒石信子、村上浩子、牧田正子、
    浦木伊都子、増田美津代、国田美喜江、松井千鶴子、
    前川寿賀子、土井洋子
Ten/濱口範彦、若木正一、米増祐一
Bs/中本曙美、朝日翔三、土井承夫
指揮者/小谷敏彦
ピアノ/幸本美由紀

上灘小学校合唱団

歌うことの大好きな子どもたちが仲よく合唱を楽しんでいます。これからも気持ちのいいハーモニーをめざして歌い続けていきたいと思います。
 〔出演者〕
金光梨子、岸本万由子、木村和佳、坂本麻衣、中井夏来、
平野 絢、藤原真由、前田 悠、村岡春奈、山口そら、磯上敦史、
井上愛梨、七戸虎助、高M鈴菜、中村乃綾、牧田知佳、前田咲奈、
岡本百々星、奥田祐輝、竹本真子、田中蓮栞、夏山姫華里、
平野さと、福本小梅、森口龍、吉村みなみ、坂出凪々海、
田桃朱、田村健太郎、中尾美樹、永田良奈生、松島優理、
松田怜奈、山本侑未
指揮者/森 博之
ピアノ/岸本万由子

小椋美香子

(おぐら みかこ)Soprano
 作陽音楽大学声楽科卒業。同大学専攻科修了。オペラマイスタークラス研究生課程修了。
 船瀬幸子、西内玲、フォルカ・レニッケ、小松英典、吉田旅人、平野弘子の各氏に師事。
 2010年「フィガロの結婚」では4度目のスザンナ役を演じ、好評を得る。
 これまでの鳥取オペラ協会公演の「フィガロの結婚」「コジ・ファン・トウッテ」などのモーツァルトのオペラにおけるソプラノの主要な役を数多く演じる。華道家の伊藤喜秀氏と共に、花と歌のアフタヌーンコンサート。わらべ館の童謡・唱歌推進員としても県内外で「童謡コンサート」を行う。日野川合唱フェスティバルにも初回から連続して出演、ゲストコンサートを行う。又、FC企画のミュージカルのヴォイストレーナーとして後進の指導にもあたっている。エレクトーン奏者の寺崎淑子氏との童謡コンサート、アザレアのまち音楽祭、山陰の名手たち、等様々なコンサートに出演。
 NB合唱団指導者。 わらべ館、童謡・唱歌推進員。 鳥取オペラ協会理事。

兼田恵理子

(かねだ えりこ)Piano
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。新田恵理子、コッホ・幸子の各氏に師事。アザレアのまち音楽祭においては、アザレア室内オーケストラと共演の他、ソロリサイタル等で参加している。現在,後進の指導にあたるとともに、声楽、器楽の伴奏者として各地で演奏活動を行っている。倉吉市在住。鳥取オペラ協会ピアニスト。

羅州市梨の花サクソフォンアンサンブル

NAJU Pear Flower Saxophone Ensemble Profile

団長:金官宣(キム・グァンソン)
羅州大学放送芸能制作学科卒。東新大学実用音楽学科卒。(社)韓国芸能芸術人協会羅州枝会長。羅州ポップオーケストラ指揮者。全羅フィールハーモニックサクソフォンオーケストラ副団長。羅州梨の花サクソフォンアンサンブル団長。

アンサンブルのプロフィール
2007.06.01 羅州サクソフォンアンサンブル創団
2007.06.30 創団演奏会(韓国ソリ文化の殿堂)
2007.10.14 世界ソリ文化祭り 公演
        (韓国ソリ文化の殿堂 野外公演場)
2008.04.11 ハンス・フェスティバル桜まつり 演奏
2008.04.20 榮山船着き場フェスティバル 演奏会出演依頼
2008.07.05 第1回定期演奏会(羅州文化芸術会館)
2008.09.18 全羅南道主催 羅州の月 出演依頼(全羅南道庁)
2008.11.29 オルフェウス フルートアンサンブル演奏会 友情出演
2009.04.08 羅州映像テーマパークフェスティバル演奏
2009.06.30 第2回定期演奏会(羅州文化芸術会館)
2009.08.12 カンジン・マリャン港 船上音楽会出演依頼
2010.01.20 芸術人の夜 演奏会(文芸会館)
2010.07.24 第3回定期演奏会(羅州文化芸術会館)
2011.05.10 大韓民国サクソフォンコンクール 最優秀賞受賞
2011.06.11 コクソン・ばら祭り 出演依頼
2011.06.25 第4回定期演奏会
2011.07.22 中国白山市訪問団 歓迎演奏会
2011.08.21 トゥドゥル川 松原音楽会公演
2011.10.23 榮山江・川辺の秋祭り 出演依頼
2011.11.26 全州 送年音楽会 出演依頼(全州三星文化会館)



ご案内

ファイナル・コンサート(倉吉未来中心大ホール)
 今年度は、おかあさんコーラスの大会と開催日がダブってしまい、常連の2団体が聴けません。毎年、ファイナルは6月の第4日曜日と設定していますので、この日は外せませんのでご了解ください。しかし、今年度は、倉吉市と国際姉妹都市の韓国羅州市の「梨の花サクソフォンアンサンブル」をファイナル・コンサートにご招待していますので、バラエティに富んだプログラムが楽しめます。そのため、今年度のファイナル・コンサートは、アザレアのまち音楽祭にとって大変意義のあるものに成ります。
 実は昨年の9月に羅州市の市民訪問団が倉文協事務局を訪問され、交流会を持ちました。その折、アザレアのまち音楽祭を紹介するために映像資料を見ていただきましたが大変興味をもたれ、そして羅州市の文化芸術チーム長のキム・オクハン氏より音楽交流の申し入れがあり、その場で今回の企画が出来上がったという訳です。

合唱の祭典
 今年の合唱は、聴衆にとって馴染のある音楽で盛りだくさんです。「まどか」は、ハワイアン音楽を、「ザ・ラニアル」はアメリカの民謡を、「こさじ」は日本の唱歌を、「上灘小学校」は懐かしいメロディから新しい子供の歌などを披露してくれます。コーラス「はわい」は新しく作られた合唱曲を、「みお」は現代の新しい無伴奏合唱曲を、新しい指揮者で演奏してくれます。

声楽コンサート
〔小椋美香子ソプラノ・コンサート〕
 小椋美香子さんは鳥取オペラ協会のベテラン歌手です。鳥取オペラ協会創立以来毎年出演を続けておられる貴重なソプラノです。アザレアのまち音楽祭にこれまで参加していただいていますが、ファイナルへの出演が未だかなっていませんでしたので、今回特にお願いしてご出演いただくことになりました。大ホールでの演奏と言う事で、今回はオペラアリアばかり6曲を歌っていただきます。テレマンやヘンデルと言った後期のバロックオペラとウェーバーの古典派オペラからのアリアを選曲しています。私は、常々ロマン派オペラより、古典派の方が向いているように思っていましたので、的を射た選曲だと楽しみにしています。

交流ステージ 
【羅州市梨の花サクソフォンアンサンブル】
 今回お越しいただくサクソフォンアンサンブルは、8人の編成だと言う事です。県内にもサクソフォンアンサンブルのグループはあるように聞いていますが、情報が偏っていて、サクソフォン愛好家の手元にしか届かないらしく、コンサートを聴いたことがありません。8人編成と言えば、すぐにダブルカルテットを想起しますが、ソプラノ・サクソフォンは一本で十分です。アンサンブルには音量のピラミッド(アメリカの作曲家マクベスの合奏法)という考え方があって、低音ほど厚く高音は薄くすると言うものです。その考え方で想定すれば、Sp1,Alt3,Tn3,Br1の編成だろうと考えられます。この編成は、とんでもなく迫力のある音が出ますので、表現力は豊かです。この編成でにぎやかな合奏となるアンダーソンは、とてもインパクトのある演奏が期待されます。また、韓国の作曲家による「ソングス オブ モザイク」はオリジル曲であり、梨の花サクソフォンアンサンブルの魅力が十二分に発揮されるだろうと期待しています。