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プレゼンター:創新会

山城裕子ピアノ・コンサート

2009年6月23日(火)19:30〜 倉吉交流プラザ 700円

プログラム                                             

第一部

@Wachet auf , ruft uns die Stimme(J.S.Bach- F.Busoni)
AIch ruf zu dir, Herr Jesu Christ(J.S.Bach- F.Busoni)
BAve Maria(Schubert – Liszt)
CStändchen (Schubert - Liszt)
DErlkönig (Schubert – Liszt)

第二部

@Liebesträume Notturno V (Liszt)
ALa campanella (Liszt)
BGrande Polonaise Brillante precedee d un Andante Spianato
   Es-Dur op.22(Chopin  )

ソリスト・プロフィール                                       

山城裕子(やましろ ゆうこ)

米子市出身。武蔵野音楽大学卒業。細田紀美子、八十嶋洋子、宮崎幸夫、ヤーノシュ・ツェグレディーの各氏に師事。1999年渡独、エヴァ・アンダー(ベルリン・ハンスアイスラー国立音大)、ローベルト・シュロット(ベルリン芸術大学)、浮ヶ谷孝夫(フランクフルト国立管弦楽団常任指揮者)の各氏に師事。2002年国際音楽コンクール(パリ)第3位、2003年マリーシェラン国際ピアノコンクール(コートダジュール)プロフェッショナル・ヴィルトウゾ部門第1位。2004年帰国し、東京・米子で帰国記念リサイタルを開催。2005年、フランクフルト国立管弦楽団の日本公演ツアー米子公演でショパンのピアノ協奏曲を共演。現在、鳥取大学非常勤講師。

ご案内                                               

 山城裕子氏は、米子市に在住するピアニストであり、海外(ドイツを中心)にも活動拠点を広げている山陰を代表する音楽家のお一人です。2005年に「フランクフルト国立交響楽団」の日本ツァーのソリストとして注目され、その直後のアザレアのまち音楽祭に登場していただき、2007年、2008年、2009年と連続してご出演いただいています。山城氏のレパートリーは大変幅広く、バッハからピアソラまで自在なプログラミングが可能なようです。特に近年の充実した演奏振りは素晴らしく、三朝総合文化ホールでの「展覧会の絵」は、その圧倒する表現力と美しいピアノの音色が、今でも語り草になっています。また、昨年のブラームスの3番は、激しく燃え立つような情熱を余すところなく表現し、感銘を与えました。

 今回のプログラムは、とても魅力的です。バッハのコラール「目覚めよ、と呼ぶ声が」に始まり、シューベルト歌曲のリスト編曲版を並べ、「セレナーデ」「魔王」を聴かせてくれます。そして圧巻は第2部のプログラムです。どなたでもご存知の名曲中の名曲ショパンの「ラ・カンパネッラ」と「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」が登場します。パリの社交界サロンで、ピアノの周りに人を引き付けた幻想が、アザレアのサロンで再現されるものと期待しています。