6/7 ミニ・リサイタル・リレーコンサート

ホーム スケジュール ごあいさつ アンケート・コメント 会場案内 企画実行委員会情報 山陰の名手たちコンサート リサイタルシリーズ CDのご案内 リンク集

プレゼンター:(株)SMC・トミヤ楽器店

ミニ・リサイタル・リレーコンサート

2009年6月7日(日)11:00〜 倉吉未来中心小ホール 700円

@河本慎二郎オーボエ・リサイタル

プログラム                                             

第一部

a)NHK連続テレビ小説「あすか」より
b)おぼろ月よ(岡野貞一作曲/島津秀雄編曲
c)
月の砂漠(佐々木すぐる作曲/島津秀雄編曲
d)
コンチェルトd moll(A・マルチェロ)

第二部

@ホール・ニュー・ワールド〜映画「アラジン」より
A日本の歌曲集より「四季」
Bオーボエコンチェルト
Es dur (ベッリーニ作曲)
Cふるさと

ソリスト・プロフィール                                       

河本慎二郎(かわもと しんじろう)

倉吉東高等学校卒業。愛知県立芸術大学音楽学部器楽科管打楽器コース卒業 5才よりピアノ、ソルフェージュを門脇智美氏に師事。13歳よりオーボエを始め、これまで呉山平煥、菅付昭宏、小畑義昭、古部賢一、和久井仁の各氏に師事。大学では室内楽を中川良平、村田四郎、和久井仁の各氏に師事。92'カウベルピアノコンクール金賞、96'日本クラシック音楽コンクール東京本選出場、98'同コンクール本選出場。大学内オーディション合格者による「室内楽の楽しみ」に出演、大学院オペラ出演。卒業後東京へ上京し、fishcutter(TRY4th)のオーボエ奏者として幅広いジャンルで活躍し、東京、名古屋を中心に演奏活動を行い、多くの事を学び経験する。地元倉吉に帰郷し、現在、倉吉市立灘手小学校に勤務する傍ら、倉吉東高校、倉吉西高校の吹奏楽等、後進の指導にもあたっている。

山下良子(やました りょうこ)Piano

倉吉東高等学校卒業、作陽音楽大学、福岡教育大学大学院にて学ぶ。ピアノを門脇智美、西川秀人、田中節夫、吉田真理、木村かをりの各氏に師事。在学中、フレーヌ夏季国際音楽アカデミーに参加。また、福岡でジョイントコンサート、修士演奏会に出演。日本クラシックコンクール全国大会入選、第10回くるめ新人特別コンクール奨励賞、第18回朝日新聞主催飯塚新人コンクール入賞。現在鳥取県立倉吉西高等学校に勤務する傍ら、演奏活動も行う。

A福井蘭マリンバ・リサイタル

プログラム                                              

第一部

@フィドル・ファドル(ルロイ・アンダーソン作曲)
Aわが母の教え給いし歌(ドヴォルザーク作曲)
Bグラナダ(ララ作曲/山田慶蔵編曲)

第二部

@4つのローテーションより第4番(エリック・サミュ作曲)
Aチゴイネルワイゼン(サラサーテ作曲/野口道子編曲)

ソリスト・プロフィール                                       

福井 蘭(ふくい らん)

尚美学園大学芸術情報学部音楽表現学科卒業。学内コンクール第1位。卒業演奏会出演。パーカッションアンサンブルの他、サクソフォンとの混合ユニットを結成し、ブラビシモクラシカコンクール2001アンサンブル部門ファイナリスト賞受賞。卒業後、全国各地の幼稚園や保育園で器楽合奏、マーチング、和太鼓等の指導を行う。また、子育て支援事業の一環として、親子音楽教室やファミリーコンサートを多数開催。現在、倉吉東児童センターに勤務。打楽器・マリンバを塚田靖、今村三明、小川佳津子、米原真吾の各氏に師事。

角原 麻衣(かどはら まい)Piano

東京音楽大学 音楽学部 音楽学科 器楽ピアノ専攻卒業。
ピアノを河嶋富子、門脇智美、西川秀人、倉沢仁子、森早苗、中西誠、藤原由紀乃の各氏に師事。卒業後、毎年東京にてコンサートを開催。‘
07 東京音楽大学校友会芸術祭コンサートに出演。‘08 福岡にてコンサートを開催。この他、伴奏や施設での演奏活動も行っている。‘06 全日本マスターズピアノコンクールソロ部門入選。‘07 ルブリアン・フランス音楽コンクール入選。現在、自宅でピアノ教室を開き後進の指導にあたっている。

 B小西繭香・新田裕里子ピアノ・ジョイント・リサイタル

プログラム                                             

第1部 新田裕里子

@献呈(ローベルト・シューマン作曲フランツ・リスト編曲)
A自作の主題による変奏曲Opus21  Nr.1 (ブラームス作曲)
BプレリュードOp.23より(セルゲイ・ラフマニノフ作曲)

第2部 小西繭香

@ピアノ・ソナタ 14 ハ短調KV.457(モーツァルト)
Aノクターン 第6番 変ニ長調Op.63(フォーレ)
Bスケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20(ショパン)

ソリスト・プロフィール                                       

新田裕里子(にった ゆりこ)

倉吉市出身。2000年カウベルピアノ・コンクールにて長岡賞受賞。第7回日本演奏家コンクール高校生部門にて特別賞受賞。2006年、オーストリア国際室内楽フェスティバルAllegroVivoを受講、同コンクールにてソロ部門入賞、演奏会に出場しオーストリア国営放送のラジオにて放送された。都立芸術高校に在学中、東京文化会館小ホールにて学内オーディション選抜者による演奏会に出演。都立芸術高校卒業。現在、フェリス女学院大学音楽学部演奏学科の二年生に在学中。これまでに、西川秀人氏、山口幸子氏、田村安佐子氏に師事。

小西繭香(こにし まゆか)

1984年生まれ。倉吉東高等学校、鳥取大学卒業。現在横浜国立大学大学院修士課程2年在学中。京都府にて4歳よりピアノを始める。1996,98年カウベルピアノコンクール金賞。2001年、PTNAピアノコンペティションF級西日本大会入選。2004年全日本彩明ムジカコンコルソ第一位。2005年日本ピアノ教育連盟オーディション全国大会出場。2005年第2回鳥取県ピアノオーディション優秀賞。2008年度丸ビル35コンサートレギュラー出演。これまでに辻阪乙絲子、門脇智美、西川秀人、黒田亜樹、森川和子、山城裕子、大瀧郁彦の各氏に師事。

C山岡愛梨ソプラノ・リサイタル

プログラム                                             

第一部

@春の声(J.StraussU作曲)
A歌劇「魔笛」〜私の心は復讐のように燃え〜 (W.Mozart作曲)
B喜歌劇「こうもり」〜公爵様、あなたのようなお方は〜(J.StraussU作曲)

第二部

@悲しくなったときは(寺山修司作詞/中田喜直作曲)
Aはなやぐ朝に(坂田寛夫作詞/中田喜直作曲)
B歌劇「ジャンニスキッキ」〜私のお父さん〜 (G.Puccini作曲)
C歌劇「リゴレット」〜私の慕しい人の名は〜 (G.Verdi作曲)
D歌劇「ラクメ」〜若いインドの娘はどこへ(鐘の歌)〜(C.Delibes作曲)

ソリスト・プロフィール                                          

山岡愛梨(やまおか あいり)

鳥取県米子市出身。鳥取県立米子西高等学校卒業。くらしき作陽大学音楽学部音楽学科卒業。同大学専攻科修了。2005年、イタリアのバディア・プラターリア夏季音楽講習会参加。2007年、第45回北九州芸術祭声楽の部入選。同年、日本クラシックコンクール地区本選において入選。2008年、鳥取オペラ協会公演「イソップオペラ」に出演し、「金の斧・銀の斧」の水の精を演じる。声楽を木下晶夫、斎求、大森友美子、演奏法を元吉恵子の各氏に師事。現在鳥取オペラ協会会員

山下良子(やました りょうこ)Piano

倉吉東高校卒業、作陽音楽大学、福岡教育大学大学院にて学ぶ。ピアノを門脇智美、西川秀人、田中節夫、吉田真理、木村かをりの各氏に師事。在学中、フレーヌ夏季国際音楽アカデミーに参加。また、福岡でジョイントコンサート、修士演奏会に出演。日本クラシックコンクール全国大会入選、第10回くるめ新人特別コンクール奨励賞、第18回朝日新聞主催飯塚新人コンクール入賞。現在は、後進の指導する傍ら、コーラス伴奏、器楽伴奏活動を行う。

ご案内                                               

 今回のミニ・リサイタル・リレーコンサートは、若い演奏家に参加しやすい環境と最高の場を提供し、音楽家としてのチャンスの拡大を図る初めての試みです。通常のリサイタルは2時間程度とされていますが、今回は、その半分の1時間以内に設定しています。初めてのリサイタルともなると、肩に力が入り、なかなか決断がつかないものですが、ミニリサイタルということで、気楽に取り組んでいただこうとの狙いがあります。

 最初に登場する河本慎二郎氏のオーボエは、2005年の鳥取県管弦打楽器オーディションで聴いたのが最初です。その時の印象は、とても技術的なレベルが高く、安心して聴いていられる豊かな音楽性を感じたものです。その後、アンサンブルやオーケストラの中での演奏に出会い、バランス感覚の良い演奏だと感心したものです。どうぞご声援下さい。

 次に登場する福井蘭氏は、恩師になる米原真吾氏の演奏会でのアンサンブルを聴いたのが最初です。昨年のオペラ公演では、パーカッションの応援をお願いし、ピアノとのアンサンブルが見事に決まり、そのセンスの良さに驚いたものです。どうぞご声援下さい。

 三番目のミニ・リサイタルは、ミニのミニであり、お2人のピアニストが30分ずつ担当する学生さんのジョイント・コンサートです。

 最初に登場するのは、フェリス女学院大学音楽学部演奏学科二年生に在学中の新田祐里子さんです。新田さんの演奏は、小さな頃よりカウベルピアノコンクールで聴いています。しかし、その後、オーストリア国際室内楽フェスティバルで入賞した時の演奏をCDで聴かせていただき、その巧さが卓越したものに成長しているので吃驚したものです。

 もうお一人の小西繭香さんについても、小さな頃からカウベルピアノコンクールで聴いていました。金賞が常連の小西さんは、癖のない素直な音楽作りで好感を持たれていましたが、2005年の鳥取県ピアノ・オーディションで優秀賞をとられた時は、その成長ぶりに感動したものです。この若い二人のピアニストに、どうぞご声援をお願いします。

 最後は、昨年のオペラ公演で熱演した若きソプラノ山岡愛梨さんです。オペラに出る事は100回の練習よりも実力がつくといわれますが、正にその通りであり、幼さが残っていた歌唱が、あっという間に大きく羽ばたき、自信に満ちた堂々たる歌いっぷりに成長しています。どうぞご声援下さい。