辺見康孝ヴァイオリン・コンサート

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プレゼンター:ますだ耳鼻いんこう科医院

2006年6月16日(金)
会場:倉吉交流プラザ視聴覚ホール
午後7:30  700円

ピアノ/景山千恵子

プログラム
第一部
@ソナタハ長調K.6/モーツァルト作曲
Aソナタホ短調K.304より第1楽章/モーツァルト作曲
Bソナタ変ロ長調K.454より第1楽章/モーツァルト作曲

第二部
Cオペラ「フィガロの結婚」序曲/モーツァルト作曲・辺見康孝編曲
Dヴァイオリン協奏曲イ長調「トルコ風」/モーツァルト作曲・辺見康孝編曲)

【プロフィール】
辺見康孝(へんみ やすたか)
1971年松江市生まれ。3才よりヴァイオリンを始め、西上史子氏などに師事。島根大学教育学部特音課程、同大学院では知念辰朗氏に師事し修了後は同大学非常勤講師を務めた。多くのヴァイオリン奏者から指導を受けながら演奏活動も行い、2001年より2年間はベルギーのアンサンブル“シャンダクション”に在籍した。これまでに日本はもとよりベルギー、オランダ、フランス、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、オーストラリア、アメリカ合衆国、南アフリカ共和国、韓国で演奏活動を行っており、メルボルン国際芸術祭(オーストラリア)、ブリスベン・バイエーニアル音楽祭(オーストラリア)、アルスムジカ(ベルギー)、フランダース音楽祭(ベルギー)、ベルフォール音楽祭(フランス)、TBAフェスティバル(アメリカ)、嶺南国際現代音楽祭(韓国)などの様々な国際音楽祭にも招待されている。独自の奏法を開発し、従来の奏法では演奏不可能な作品もレパートリーとしており、さらに美術家、サウンド・デザイナー、ダンサー、舞台俳優などとのコラボレーションも行っている。2004年、メガ・ディスク(ベルギー)からヴァイオリン・ソロ曲を集めたCDがリリースされた。現在は現代音楽アンサンブル“ネクスト・マッシュルーム・プロモーション”(大阪)のヴァイオリン及びヴィオラ奏者を務める他、松江市に本拠を置きながら世界各地で演奏活動を行っている。
 


【ご紹介】
 アザレアのまち音楽祭の初期から、アンサンブル・メンバーとして顔なじみでありました辺見氏は、今思えば学生時代からずっと参加していただいていたように思います。アザレア室内オーケストラの吉田氏やアザレア弦楽四重奏団の伊藤氏が重宝したヴァイオリニストとして知っていましたが、ソロ演奏は聴いたことがありませんでした。辺見氏がベルギーで演奏活動を開始し、ヨーロッパ各地でキャリアを積んで帰国し、国内で活躍しだした頃に再び出会うことになったのです。
 その後の活躍は枚挙に暇が無いのですが、県内での演奏活動を次々と体験するうちに、とんでもなく巧いヴァイオリニストだと再認識するに至りました。昨年のアザレアのまち音楽祭への登場は、正に圧巻であり、聴衆の満足感を大いに高めました。その時はドビュッシーのソナタが一番の聴きものであり、逸品というべき魅力的な演奏で満席の聴衆を魅了し、大変聴き応えのあるサロンになりました。辺見さんは、現代音楽の演奏でも第一線で活躍され、ベルギーでCDがリリースされているほどです。今年もまた、甘美な音色と絶妙な語り口で魅了する辺見ヴァイオリンの悦楽をお楽しみください。