小谷郁美ピアノ・コンサート

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プレゼンター:石田工業

2006年6月14日(水)
会場:倉吉交流プラザ視聴覚ホール
午後7:30      700円

プログラム
第一部
@パルティータ第2番ハ短調Bwv826(バッハ作曲)
Aピアノ・ソナタ第13番イ長調D.664(シューベルト作曲)

第二部
Bバラード第4番ヘ短調Op.52(ショパン作曲)
Cピアノ・ソナタ第2番嬰ト短調「幻想ソナタ」作品19(スクリャービン作曲)

【プロフィール】
小谷郁美(こだに いくみ)
倉吉東高等学校卒業、桐朋学園大学を経て、桐朋学園大学院大学演奏学科ピアノ専攻修了。1997年のカウベルコンクールにおいて、グランプリの花本美雄賞を受賞。海外派遣に選ばれ、オーストリア・チェコを訪れる。1997年鳥取県高等学校総合文化祭ピアノ部門最優秀賞受賞。1998年日本ピアノ教育連盟ピアノオーディション全国大会高校生部門入賞を果たし、入賞者演奏会出場、並びに部門入賞者より1名の公開レッスンを、モスクワ音楽院教授ヴォスクレセンスキー氏に受ける。2002年ウィーンにてアヴォクユムジャン氏(ウィーン国立音楽大学)に集中レッスンを受け、ブラティスラヴァオーケストラとモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏し好評を博す。2003年日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。東京・富山を中心に、演奏会(独奏・室内楽)に出演。2005年2月倉吉未来中心にて堀江真理子氏(Vn)とデュオリサイタル。2005年第1回大阪ピアノコンクール第1位。ピアノを、新田恵理子、西川秀人、アヴォクユムジャン、徳丸聡子、中井恒仁、田崎悦子、野島稔、の各氏に、室内楽を岩崎洸(Vc)、岩崎淑(p)藤原浜雄(Vn)の各氏に師事。国際芸術連盟会員。


【ご紹介】
 小谷郁美さんは、倉吉市出身の中嶋由紀子さん以来の大型ピアニストです。かつてカウベル・ピアノコンクールでグランプリを獲得し、桐朋音楽大学でピアノを学び、2002年には、オーストリア・バドアウゼーピアノ講習会で選ばれてモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏しています。2005年には第1回大阪ピアノコンクールで第一位を取るなど近年ますます華々しい活躍をしています。
 私は、小谷郁美さんが生まれる前から知っていたと思っています。ご両親はお二人とも音楽教師であり、奥様とはご一緒に勤務させていただき、合唱指導を目の当たりに学ばせていただきました。その時、お腹に郁美さんをやどしておられたのです。お父さんは、合唱指導で全国的に著名な小谷敏彦先生であり、アザレアのまち音楽祭の式典コンダクターとして無くてはならない存在の方です。
 小谷さんが小さい頃のピアノは、ほとんど毎年聴かせていただき、その成長振りを見てきましたが、成人後のピアノを聴いたのは昨年のデュオ・コンサート(ヴァイオリンとの/倉吉未来中心小ホール)でした。ヴァイオリンとのアンサンブルは、見事としか言いようが無いほど完成度の高いものでした。むしろ、ヴァイオリンに不満が残るほど、ピアノの演奏力は高く、音楽的な乖離を感じさせるものがありました。
 アザレアのまち音楽祭初登場となる今回のソロ・コンサートは、小谷さんの魅力を、その後の充実振りを遺憾なく発揮していただけるものと期待しています。